芸術運動

芸術運動 · 12日 2月 2020
「エコール・ド・パリ」は、第一次「エコール・ド・パリ」は、20世紀前半にパリで活動していた芸術界隈の総称だが、当時パリに滞在して活動していた非フランス人芸術家たちの総称として使われるケースが一般的である。1900年から1940年まではパリがアート・ワールドの中心地で、世界中から芸術家が集まっていたため「パリの学校(エコール・ド・パリ)」と呼ばれた。英語では「スクール・オブ・パリ」と呼ばれる。 エコール・ド・パリは、芸術運動を指す言葉ではなく、学校のような芸術機関でもない。日本語に訳せば“パリ派”が近いが、実際は“派”というほどのまとまりも、明確な主義主張もあるわけでもなく、シュルレアリスムや未来派のような「宣言」を出してもいない。 エコール・ド・パリとは、モンマルトルやモンパルナスに集まってきた芸術関係者たちの緩やかなネットワークで、カフェ、サロン、アトリエ、ギャラリーの集積地だった。

芸術運動 · 25日 1月 2020
ストリート・アートは公共的な場所で制作された視覚芸術で、伝統的な美術館やギャラリーなどの会場の外で展示された非認可の公共芸術作品のこと。「グラフィティ(落書き、いたずら書き)」と同じ扱いとみなされている。 しかし、これらの芸術様式は芸術業界において、「独立公共芸術」や「ネオ・グラフィティ」、「ポスト・グラフィティ」と呼ばれ、アーバンアートやゲリラ芸術と密接に関連しているとみなされるようになっている。 ストリート・アートで使用される一般的な芸術様式やメディウムは、スプレーペイント、落書き、ステンシル、違法ビラ、ステッカーアート、ストリート・インスタレーション、彫刻である。 21世紀に入り、これらの表現形式のほかにライブ・パフォーマンスとそれをスマホやウェブサービスで配信する動画を利用したストリート・アートや、ヤーン・ボーミングと呼ばれる毛糸で覆われた彫刻も増えている。

芸術運動 · 24日 1月 2020
アーティビズムは「アート」と「アクティビズム」を結合した混成語である。1997年に東ロサンゼルスのチカーノアーティストやメキシコのチアパスにあるサパティスタの集会から派生したものがルーツとされている。 「アーティビスト」と「アーティビズム」という言葉は、ケツァール、オゾマトリ、ムヘレスデメイズなどのアーティストやミュージシャン、その他の東ロサンゼルスのアーティストによるさまざまなイベント、アクション、芸術作品を通じて知られるようになった。 市民の間で反戦と反グローバリゼーションの抗議が出現し、拡散するにつれて、アーティビズムは発展していった。 多くの場合、芸術家は政治的問題を取り上げがちだが、社会問題、環境問題、技術的意識を高めるために焦点が当てられることも珍しくない。 映画や音楽などの従来のメディアを利用して、意識を高めたり、変化を促したりするほか、文化の妨害、広告の改ざん、ストリート・アート、話し言葉、抗議デモ、ヴァンダリズムなどの活動に関わることも多い。 アーティビストと分類される代表的な芸術家は、アイ・ウェイ・ウェイ、バンクシー、JRなどが挙げられ

芸術運動 · 24日 1月 2020
ヴァンダリズムは、公共または私有財産を故意に破壊する行動主義のこと。ゲルマニアから移民してきたヴァンダル人が独特の破壊的性格を持っていたことから、ヨーロッパの18世紀頃の啓蒙思想時代に使われるようになった言葉のルーツとされている。 1794年に、ブロワの司祭アンリ・グレゴワールが初めて「ヴァンダリズム」という言葉を使用した。フランス革命に続く恐怖政治の時代に多数の宗教芸術や建築物が破壊されたが、これをグレゴワールはヴァンダル族の野蛮な破壊になぞらえて「ヴァンダリズム」と呼び、芸術や建築の保護を訴えた。

芸術運動 · 02日 12月 2019
シュルレアリスムは、1924年のアンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」から始まる芸術運動である。 活動当初は、おもに美術と文学でもちいられた前衛的な表現スタイルだったが、その後、芸術全体にわたって幅広くもちいられるようになった。シュルレアリスムは絵画だけでなく、映画、文学、彫刻、音楽、ダンス、演劇、ファッションなど芸術表現の大半に適用できる表現方法として知られている。さらに、マンガ、アニメーション、ゲーム、インターネット動画など現代の芸術表現でもシュルレアリスムは利用されている。 アンドレ・ブルトンが、当初シュルレアリスム運動が理想としていたのは「夢と現実の矛盾した状態の肯定」だった。シュルレアリスト(シュルレアリスム表現をもちいる芸術家のこと)たちは、アカデミックな美術教育を習得した高度な描画技術で、不条理で非論理的な風景を描いたり、日常的な風景と奇妙な非現実的な生き物を並列して描いたり、自分自身の無意識を表現した。

芸術運動 · 27日 6月 2019
アーバン・アートはストリート・アートとグラフィティ・アートを連結した名称で、しばしばしば、都市建築や現代の都市生活様式に触発され、都市部で発達したあらゆる視覚芸術を要約するときに使われる言葉である。 「アーバン・アート」の概念はおもにグラフィティ文化とその関連が深いストリート・アートから発展した。 ほかの芸術と異なりアーバン・アートは公共空間上に無許可に設置されるのが特徴で、破壊行為や私有地の器物損害行為と見なされることもある。 アーバン・アートはもともと移民が集まる地域をはじめさまざまな異なる文化の人々が共生する限定された区域で発生したが、今日では世界のいたるところにアーバン・アーティストたちが存在する国際的な芸術形態となっている。 多くのアーバン・アーティストは世界中の都市から都市へと移動して、世界中の都市で制作するだけでなく社会的な面でも関与している。

芸術運動 · 16日 1月 2019
ウィーン分離派は1897年にオーストリアの芸術家たちによって創設された芸術運動。画家、彫刻家、建築家たちから構成される。初代理事長はグスタフ・クリムトとルドルフ・フォン・アルトで、彼らは名誉会長となった。ウィーン分離派が発行していた公式雑誌は『Ver Sacrum』という。 ウィーン分離派は1897年4月3日にグスタフ・クリムト、コロマン・モーザー、ヨーゼフ・ホフマン、ヨゼフ・マリア・オルブリッヒ、マックス・クルツヴァイル、ヴィルヘルム・ベルナツクをはじめ多数の芸術家によって創設された。 のちに参加した芸術家にエゴン・シーレ、オスカー・ココシュカがいる。オットー・ワーグナーはウィーン分離派の重要メンバーとして見なされることがあるが、創設メンバーではない。先行していたベルリンやミュンヘンの分離運動に続いて創設されたもので、1898年に第一回分離派展を開催している。

芸術運動 · 13日 1月 2019
ミニマルアートとは、最小限にまで切り詰められた表現である。 幾何学的な抽象美術をぎりぎりまで推し進めて、絵画や彫刻を数学のように規則正しい形態にしていく。一見するとそれは工業製品のように見える

芸術運動 · 13日 1月 2019
コンセプチュアル・アートは、1960年代後半から70年代にかけて現れた前衛美術ムーブメントである。 ミニマルアートをさらに推し進めて、もはや絵画や彫刻という形態をとらなくても、構想や考えだけでも芸術とみなすというものである。アイデア芸術ともいわれる。そのルーツは、マルセル・デュシャンのレディメイド作品「泉」までさかのぼることができる。 ただ、コンセプチュアル・アートは、完全に手仕事、画家が自ら絵を描くことがなくなるため前衛美術とはいえない。コンセプチュアル・アートから「現代美術」「ポストモダン・アート」とみなしてよいだろう。

芸術運動 · 13日 1月 2019
表現主義とは、一般的に20世紀初頭に起こったドイツの表現主義のことを指す。その特徴は、内面的、感情的、精神的なものなど「目に見えない」ものを主観的に強調する様式である。 表現主義は、写実主義に対抗するように見えるが、実際は目に見える外側の世界だけを描いた印象派と対立するように生まれている。 ドイツの表現主義は、北ドイツのドレスデン、後にベルリンに拠点を置いた「ブリュッケ(橋)」グループと、南ドイツのミュンヘンに拠点をおいた「青騎士」グループに二分されるが、広義的には後期印象派のゴッホやムンクの不安や恐怖を表現した絵画も含むこともある。 ドイツの表現主義は第一次世界大戦終了後も残り、ワイマール共和国、特にベルリンにおいて建築、文学、映画、ダンス、音楽など他のさまざまなジャンルに拡大・発展したのがフォービスムやほかの表現主義と大きく異なる。 なお表現主義は、キュビズムや抽象絵画まで含めた前衛芸術全般のすべてを指し示すこともある。

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