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【作品解説】パブロ・ピカソ「読書」
作品解説 · 27日 12月 2021
「読書」は。1932年1月にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。65.5cm×51cm。個人蔵。ピカソの愛人でミューズのマリー・テレーズ・ウォルターがモデルとなっている。膝の上に本を置いて椅子の上で裸姿でうたた寝しているテレーズの姿の絵。 この絵は、ピカソの妻オルガ・コクラヴァが、パリで開催された回顧展でこの絵を見て、顔の特徴が自分ではないことに気づき、ピカソとの関係に亀裂が入り始めるきっかけとなった作品でもある。
20日 5月 2020
マリー・テレーズ・ウォルター(1909年7月13日-1977年10月20日)はフランス人のピカソの愛人、パブロ・ピカソ作品(1927年から1935年まで)のモデル、ピカソとの間の子マーヤ・ウィドマリア・ピカソの母。 モデル代表作は「夢」。2013年に米国コレクターが1億5000万ドルで手に入れたが、この価格は米国コレクターが支払った価格で最高額だと言われている。