ストリート・アート · 23日 9月 2019
《クリスマスおめでとう》は2018年12月にバンクシーによって制作されたストリート・アート。イギリス、ポートタルボットにある鉄工所労働者のガレージの2つの壁に描かれた作品で、地元の製鉄所から噴出される粉じんに対する抗議を示唆した内容となっている。 2018年12月末、バンクシーはインスタグラムに作品の紹介映像をアップロード。子ども向けクリスマスソング「リトル・スノーフレイク」の音楽にあわせて、両腕を広げて、口を大きく開けて、空から降ってくる雪を食べようと少年の絵が映し出される。 カメラは正面の壁の角をまたいで横面へ移動すると、そこには産業用ゴミ箱と燃え上がる火が描かれているというもの。少年が食べようとしているものは雪ではなく粉じんだった。

作品解説 · 23日 9月 2019
『キリスト磔刑図を基盤とした3つの人物画の習作』は、1944年にフランシス・ベーコンによって制作された三連画。ステンダラ。ファイバーボード上に油彩とパステルで描かれている。制作期間は2週間。 本作は、ギリシア神話に登場する復讐の三女神エリーニュス、もしくは古代ギリシアの悲劇作家アイスキュロスの『オレステイア』の復讐の三女神をベースにして、平面的なオレンジ色の背景に即して、首を長く伸ばして、歯をむき出しにして擬人化された鳥のような謎の生物体が3体描かれている。

作品解説 · 23日 9月 2019
「ベラスケスによるインノケンティウス10世の肖像画後の習作」は、1953年に制作された油彩作品。1650年にスペインの画家ディエゴ・ベラスケスが制作した『インノケンティウス10世の肖像』をベースにしている。 本作は、1950年代から1960年代初頭にかけてベーコンが制作した45以上あるベラスケス・シリーズの中の1つで、この時代のベスト作品とみなされている。

作品解説 · 23日 9月 2019
《ルシアン・フロイドの3つの習作》は1969年にフランシス・ベーコンによって制作された油彩三連画作品。ベーコンのマスターピースの1つとされれている。描かれているのは画家でジクムント・フロイトの孫であるルシアン・フロイド。2013年11月にニューヨークのクリスティーズで1億4240万で売買され話題になった。 ベーコンとフロイドは親友であり芸術家のライバル同士だった。1945年に画家のグラハム・サザーランドの紹介で二人は出会い、すぐに二人は親しくなった。1951年から二人は何度もお互いのポートレイトを描くようになる。ベーコンによって絵が書かれた《ルシアン・フロイドの3つの習作》は2つあるが、本作はそのうちの後の作品である。最初の作品は1966年に制作されたが、1992年から行方不明になっている。

近現代美術 · 23日 9月 2019
フランシス・ベーコン(1909年10月28日-1992年4月28日)は、アイルランド生まれのイギリス人画家。激しく大胆な筆致と過激で生々しい表現で、鑑賞者に不安感や孤独感を与えることで知られる。 やや抽象的に描かれた人物画の多くは雑然とした平面的な背景で構成される。作品は金縁の額とガラスで額装され鑑賞者との間に「隔たり」を生じさせている。 20代初頭から絵を描き始めているが、30代なかばまで散発的な活動で、芸術的なキャリアはほぼなかった。絵描きとしての能力に自身が持てなかった若い頃のべーコンは、グルメ趣味、ホモセクシャル、ギャンブル、インテリアデザイン、家具デザイン、カーペットデザイン、浴室タイルデザインなど、さまざまな自身の中にある世界をさまよっていた。 のちにベーコンは、自身が一貫して関心を持てる主題を探すのに相当な時間がかかったことが、芸術家としてのキャリア生成が遅れた原因であると話している。

作品解説 · 21日 9月 2019
《小さな植物と少女》は2019年4月末にロンドンのマーブル・アート付近の壁に描かれた作品。描かれた場所は環境保護団体「Extinction Rebellion(絶滅暴動)」が4月15日から2週間におよぶ抗議を行っている場所である。 小さな植物とExtinction Rebellionのロゴが描かれた小さなプラカードを手に持って座っている少女が描かれており、絵の隣には「From this moment despair ends and tactics begin(この瞬間から絶望は終わり作戦は始まる)」という文字が書かれている。

ヒプノシスはロンドンを拠点にしたイギリスのアートデザイングループ。 ロック・ミュージシャンやバンドのアルバムのジャケット制作をしていたことで知られる。 最も有名なジャケットは、1973年のピンク・フロイドの『The Dark Side of the Moon』。最後の作品は1982年のレッド・ツェッペリンの『コーダ』である。彼らのジャケットには詩的な要素が含まれている。

画家 · 17日 9月 2019
ルシアン・ミシェル・フロイド(1922年12月8日-2011年7月20日)はドイツ生まれ、イギリスの画家。祖父は精神分析医のジークムント・フロイト、兄のクレメント・フロイドは政治家である。 初期はドイツ表現主義やシュルレアリスムの影響が多々見られたが、アングルや初期フランドル派などの影響を受け、1950年頃から厚みのある油彩で描いたポートレイト作品、特にヌードを描くようになる。 作品にはアーティストとモデルとの間の心理的な不安や緊張感などが具象的に反映されている。 フロイドにとってモデルとの密接な関係は重要な要素だった。1970年代初頭、夫と死別したフロイドの母はフロイドのおもなモデルとなった。また、娘のベラやエステルもヌードモデルとなっている。特に1951年の妻キャロラインを描いた《犬と少女》は以後、ヌード絵画に転身するきっかけとなった重要な作品である。 フロイドは、フランシス・ベーコンとともに『School of London(スクール・オブ・ロンドン)』の代表的メンバーとみなされている。特にベーコンとは仲がよく、ライバルでもあった。

作品解説 · 16日 9月 2019
「裸の自撮り フランス版」は、ドイツ在住のスイス人アーティストのミロ・モアレが、2015年7月に、フランス・パリのエッフェル塔前で全裸パフォーマンス「裸の自撮り」シリーズを敢行し、フランス当局逮捕されたパフォーマンスである。 「裸の自撮り」シリーズは、2015年から始めたミロ・モアレのパフォーマンス・アートで、裸のモアレが通行人と一緒に撮影するもの。InstagramやFacebookといったソーシャルメディにおける「自撮り文化」を風刺したもので、またモアレ自身に内在する露出による自己顕示欲を表現したものである。これまでスイスのバーゼル、ドイツのデュッセルドルフで敢行してきた。 モアレは、バーゼル、デュッセルドルフでパフォーマンスを行ったさいには、お咎めなく成功。続いてテロの厳戒態勢下にあるフランスでヌード・テロリズムを敢行。エッフェル塔をバックにして自撮りできる名所、トロカデロ広場で全裸になり、観光客と自撮りしていたところ、パリ警察は彼女を公然わいせつの容疑で躊躇なく逮捕。

イベント · 16日 9月 2019
この日、モアレが行なったのは、見知らぬ人と一緒に裸で自撮りを行う「裸の自撮り:NAKED SELFIES」シリーズ。これまでと異なるのは、今回はゲリラ・パフォーマンではなく、公的補助を受けている美術館側の公式プログラムとして彼女は招待されたこと。つまり国家お墨付きヌード・アーティストとなった。

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