【美術解説】SABO「SAY HER NAME」
ストリート・アート · 13日 1月 2021
ストリート・アーティストのSABOが、2021年1月6日の米国議事堂抗議事件で警察に銃撃され死亡した女性アシュリ・バビットを讃えるポスター『SAY HER NAME』を作成し、公開している。 バビット(35歳)は、米国議会議事堂を突破した暴徒の1人だった。彼女は、混乱の中で亡くなった5人の1人として米国議会議事堂警察によって特定されている。 議事堂での暴動時に現場にいたアーティストのSABOは左翼を挑発することで知られるストリート・アーティスト。左翼政治家やハリウッド、そしてトランプをからかうことでよく知られている。 今回は、SABOがブラック・ライブズ・マターなどの左翼のレトリックを使って、彼女の死亡事件に対して注意を呼び起こしている。彼は、「トランプ・サポーターズ・ライフ」が忘れられないことを願い、無料でダウンロードできるバビットのポスターを作成した。

【美術解説】烏合麒麟「暴力やテロを賛美するアートに疑問を投げかける中国の画家」
画家 · 03日 1月 2021
烏合麒麟(1980年代生まれ)は中国のCG(コンピューター・グラフィック)画家、戦狼芸術家。中国外務省情報部副部長の趙立堅がツイッターにアップロードして物議をかもした画像の作者として知られている。 2020年12月、趙はオーストラリア兵が子供の喉を切り裂くCGをTwitterに投稿して物議をかもす。オーストラリアは中国に対し謝罪を要求するが、中国は翌日、謝罪要求を拒否した。趙がツイッターに掲載する1週間前の11月23日にこの画像を微博で発表している。 中国の領土であるはずの香港のデモに外部勢力が関与していることを知り、危機感を覚えて制作した『進撃的国漫人』(進撃の中国人漫画家)という作品を自らの微博アカウントに公開して注目を集めた。 烏合麒麟は趙立堅が自分の作品をツイートしたことに興奮し、「趙監督、めちゃくちゃパワフル!彼らの尻を蹴りあげましょう!私のために武装解除してください!!!」と微博に書いている。

【作品解説】バンクシー作品一覧 ねずみ、風船の少女などバンクシーの作品完全解説
ストリート・アート · 31日 12月 2020
バンクシーの代表的な作品についての解説です。《風船と少女》やネズミの作品などについて。

【美術解説】バンクシー「世界で最も人気のストリート・アーティスト」
ストリート・アート · 31日 12月 2020
バンクシーはイギリスを基盤に活動している匿名の芸術家。現在は世界を舞台に神出鬼没を繰り返しながら活動することが多い。アート・ワールドにおいてバンクシーは、おもにストリート・アート、パブリック・アート、政治活動家として評価されている。ほかに映画制作もしている。 バンクシーの風刺的なストリート・アートや攻撃的なメッセージは、独特のステンシル技法で描かれるグラフィティ絵画とダークユーモアが一体となって表現される。政治的であり社会的な批評性のあるバンクシーの作品は、世界中のストリート、壁、橋に描かれている。 バンクシーの作品は芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。そのスタイルは、1981年にパリでステンシル作品を始めた3Dとよく似ていることが指摘されている。バンクシーによれば、のちに音楽グループ「マッシヴ・アタック」のメンバーとなった3Dから影響を受けているという。 バンクシーは、自身の作品を街の壁や自作の小道具的なオブジェなど誰でも見える公共空間に展示する。ストリート・アートの複製物や写真作品を販売することはないが、

【作品解説】バンクシーの作品 2020年作品一覧
ストリート・アート · 31日 12月 2020
バンクシーが2020年に発表した作品一覧です。今年はパンデミックやを主題とした作品が多く、政治問題に関してはブラック・ライブズ・マターに関するものが中心でした。『ルイーズ・ミッシェル号』は「投資」を主題とした新しい作品。

【展覧会】香港人は変幻自在展2020「友よ、水になれ」
イベント · 28日 12月 2020
「香港人は変幻自在展2020『友よ、水になれ』」は、2020年12月16日から20日まで東京・目黒区美術館区民ギャラリーで開催された展覧会。 香港政府の覇権や理不尽な法律と政策に対して行われた2019〜2020年の抗議運動の際に使われたさまざまな道具、ポスター、スローガンやデモ隊の写真が一堂に展示された。アジア、または世界に先駆けたプロテスト・アートに特化した展覧会でもある。 展覧会名の「水になれ」とは、香港のアクション俳優李小龍(ブルースリー)の名言で、水のように自在に動き、ときに破壊的な力を持って政府機関に対処するという意味である。同時に、今回の民主化運動に参加している香港人の中心思想となっている。 香港政府の覇権に対抗し、民主を求める運動の中、香港人は「Be Water, my friend.」で自分たちに柔軟性を忘れないようにと言い続けている。

【美術解説】フィンセント・ファン・ゴッホ「後期印象派の代表で近代美術の父」
画家 · 25日 12月 2020
フィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年3月30日-1890年7月29日)はオランダの画家。後期印象派運動の中心人物。西洋美術史において最も有名で影響力のある芸術家の1人。近代美術の創設者とみなされており、20世紀初頭に出現した前衛芸術家たちに大きな影響を与えた。 わずか10年の創作期間のうちに約2100点以上の作品を制作。そのなかの約860点は油彩作品であり、フランスに滞在し、37歳で自殺するまでの約2年間で短期集中制作されたものである。風景画、静物画、ポートレイト、セルフポートレイトなどを大胆な色使いと表現主義的な激しいブラシストロークで描く。 上層中産階級の家庭で生まれたゴッホの子ども時代は、真面目で、大人しく、ナイーブだったという。若い頃のゴッホは画商で、よくヨーロッパ中を旅してまわっていたが、ロンドンに移り、失恋後、うつ病を患い画商の仕事をたたむ。

作品解説 · 11日 12月 2020
『Aachoo!!』は2020年12月11日にインスタグラムにアップされたバンクシーの作品。彼の故郷ブリストル郊外のトッターダウンの半戸建て住宅の壁に描かれたもので、現地時間の木曜日朝に現れたという。 ヘッドスカーフを被った女性が、入れ歯が飛び出るほどの勢いのくしゃみをしている姿を描いている。 近所住民のデイル・コムリー(27歳)は、木曜日の早朝に、バンクシーだと思われる「ハイビスジャケットを着込んだ男」を見たと言っている。コムリーさんによるば、彼は朝7時頃にコーヒーを入れていて、窓の外を見ていると、 「熱心な足場組み屋がいるな」と思ったという。それから約1時間後にまた見たら、通りにたくさんの人が集まっていたという。

ストリート・アート · 04日 12月 2020
《ジョージ・フロイド追悼壁画》は、2020年5月28日、グレタ・マクレーンやゼナ・ゴールドマン、カデックス・ヘレラらによって制作されたストリート・アート。東38丁目&シカゴ・アベニューの角にあるコンビニエンスストア「カップフーズ」の壁に描かれている。 この場所は、ジョージ・フロイドがミネアポリスの警察官の膝で押さえつけられ死亡した殺害現場の近くである。 ジョージ・フロイドの肖像と彼の名前が描かれており、名前の中には抗議者が描かれている。また、背景には警察の横暴で亡くなった他のアフリカ系アメリカ人の名前が入った大きなひまわりが描かれている。イメージ下部にはジョージ・フロイドの言葉「I can't breathe」を癒やす目的で「I CAN BREATHE NOW」と書き換えられている。

画家 · 02日 12月 2020
エドヴァルド・ムンク(1863年12月12日-1944年1月23日)はノルウェーの画家、版画家。代表作品は1893年に制作した「叫び」。ノルウェー国内だけでなく、フランスやドイツで活躍する。 ムンクは自身の慢性的な精神疾患、遺伝的欠陥、性的自由、宗教的理想など、人間性や死に対してして多大な関心を持っていた芸術家で、こうした主題を強烈な色彩や半抽象的なフォルムで女性のヌードやセルフポートレイト形式で表現した。 また、内面を表現するのに最も説得力のあるポーズを探求しはじめた結果、頭を両手で抱えたり、どこか演劇のステージ上に立つ役者たちのようにオーバーアクションで描かれる点がほかの作家と大きく異る。「叫び」における頬を両手に当てたポーズは、のちに映画「ホーム・アローン」などで使われており、ポップカルチャーへの影響も大きい。

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