カテゴリ:作品



作品解説 · 07日 6月 2020
「金魚」は、1912年にアンリ・マティスによって制作された油彩作品。146 x 97 cm。モスクワのプーシキン美術館が所蔵している。 金魚は17世紀ごろに東アジアからヨーロッパに輸入された。1912年ごろから、金魚はマティス作品に定期的にあらわれるモチーフとなった。少なくとも9作品以上は金魚をモチーフにした作品を制作している。本作「金魚」は、ほかの作品と異なり、金魚そのものを主題とした作品である。

作品解説 · 07日 6月 2020
アンリ・マティスの「赤のアトリエ」に関する解説ページです。 「赤のアトリエ」はマティスの初期の集大成的な作品です。フォーヴィズム、印象派、後期印象派とこれまでマティスがたどってきた芸術スタイルを融合させた上で、海外旅行で見たさまざまな美術や文化的要素を上書きして表現しています。 パブロ・ピカソ、マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル作品とならんで、全近代美術作品で最も影響力のある作品500の5位にランクインしています。 キャンバス全体を赤で占有した「赤のアトリエ」は、のちにマーク・ロスコやバーネット・ニューマンなどの抽象表現主義のカラーフィールド・ペインティングの作家たちに多大な影響を与えました。

作品解説 · 07日 6月 2020
「ヌードの習作」は、1880年にポール・ゴーギャンによって制作された油彩作品。裸の女性が衣服を縫っている姿を描いている。現在、コペンハーゲンにあるニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館が所蔵している。 マネやクールベの静物画や構図の影響が色濃く見られる作品。裸の女性は、マンドリンやタペストリーが飾られているマゼンダの壁を背後にし、ベッドメイキングが整っていないベッドに座り、縫い物に夢中になっている。光は女性の背後から差し込み背中を照らしているが、顔や胸のあたりは影になっている。

作品解説 · 06日 6月 2020
「イメージの裏切り」は、1928から1929年にルネ・マグリットによって制作された油彩作品。現在、ロサンゼルス・カウンティ美術館が所蔵している。絵にはパイプが描かれているが、パイプの下に「これはパイプではない」という文字が記載されている。 マグリットによれば、この絵は単にパイプのイメージを描いているだけで、絵自体はパイプではないということを言いたかった。だから「これはパイプではない」と記述しているという。本物と見分けがつかないほどリアルにパイプを描いたとしても、やはり絵。どこまで頑張っても絵を超えることができない、だから「これはパイプではない」とマグリットは記述している。

作品解説 · 05日 6月 2020
《パイプを持った少年》は1905年にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。ピカソの「ばら色の時代」の代表作の1つ。描かれているのは左手にパイプを持ったパリの少年で、頭には花輪を付けている。 本作の初期設定では、壁を背景に立ったり、かがんだりする少年を描く予定だったが、試行錯誤の上にピカソは椅子に座っている少年を描くことにしたという。次に腕の角度、高さ、位置をどこにするかを決めるのにかなりの時間を費やしたといわれる。

作品解説 · 05日 6月 2020
「夢」は1932年にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。130×97cm。当時のピカソは50歳。描かれている女性は22歳の愛人マリー・テレーズ・ウォルター。1932年1月24日の午後のひとときを描いたものである。シュルレアリスムと初期のフォーヴィスムが融合した作風。 コントラストのある色彩と単純化した線を使って歪んだ描写が特徴であるが、批評家たちが繰り返し指摘しているように、ピカソの性器とテレーズの身体と融合した状態を、ダブルイメージで描いている用に思える。 また、顔が半分に割れている顔が上に向いているが、おそらく下が横向きのマリー・テレーズで上側が横向きのピカソで、キスした状態と表している。

作品解説 · 04日 6月 2020
「ジャガイモを食べる人々」は1885年にフィンセント・ファン・ゴッホが制作した油彩作品。82cm × 114cm。アムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館が所蔵している。 1885年の3月から4月上旬にかけて、ゴッホは「ジャガイモを食べる人々」の習作スケッチをしており、それをパリにいる弟テオに送っているが、テオはこの作品に関してあまり関心を持たなかったとされ、また画面全体が暗すぎると批判も浴びた。 テオの反応をよそに、当時のゴッホとしては自身が本当に表現したかった農民の姿を描いたベスト作だったと述べている。また、かなり難易度の高い構図を描き上げて、自身が優れた画家への道を歩んでいることを証明したかったという。

作品解説 · 04日 6月 2020
「カラスのいる麦畑」は、1890年にフィンセント・ファン・ゴッホによって制作された油彩作品。50.2cm × 103cm。ファン・ゴッホ美術館が所蔵している。一般的にはゴッホの死の最後の一週間のうちに描かれたゴッホの最後の作品と見なされている。 本作は接合した2枚の正方形のキャンバス上に、小麦畑の上をただようカラスと曇り空が、ドラマティックに描かれている。激しい風に吹かれて乱れた状態の小麦畑がキャンバスの3分の2を占めている。

作品解説 · 04日 6月 2020
「ローヌ川の星月夜」は、1888年にフィンセント・ファン・ゴッホによって制作された油彩作品。72.5cm × 92cm。パリのオルセー美術館が所蔵している。本作は1889年にパリのアンデパンダン展で「アイリス」とともに初めて展示された。 ゴッホがアルル滞在時に、夜のローヌ川の堤防の一角の風景を描いたものである。1888年2月にアルルに移ってからゴッホは夜景に関心を持つようになった。テオにも夜景を描こうと手紙で説明している。本作が制作されたのは1888年9月になってからである。

作品解説 · 04日 6月 2020
「高級売春婦」は、1887年にフィンセント・ファン・ゴッホが制作した油彩作。100.7cmx60.7cm。アムステルダムのファン・ゴッホ美術館がしている所蔵。タイトルは後に「英泉」に変更されている。 ゴッホはアントワープに住んでいた1885年に日本の浮世絵に多大な影響を受ける。その後、1886年にパリに移り住むとゴッホは、プロヴァンス通りにあるサミュエル・ビングの店で多くの日本版画を買い集めるようになる。ゴッホが収集した浮世絵の数は数百点にのぼり、葛飾北斎や安藤広重の作品などを集めていたという。

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