カテゴリ:女性アーティスト



【美術解説】岡上淑子「伝説の女性コラージュニスト」
アーティスト一覧 · 13日 12月 2021
岡上淑子(1928年生まれ。高知出身のシュルレアリスム系コラージュ作家。現在(2021年)93歳、高知在住。 学生時代に瀧口修造に見出され、コラージュアーティストとしてデビューして、おもに1950年代に美術活動を行う。60年代以後は、姿を見せなくなるが、2000年頃から再評価されはじめる。 初の大規模な回顧展「岡上淑子コラージュ展--はるかなる旅」が2018年、高知県立美術館で催される。 また、東京都庭園美術館で2019年3月から4月にわたり、個展「フォトコラージュ—岡上淑子 沈黙の奇蹟」を開催。 海外でも注目高まり、2021年にメトロポリタン美術館の「国境を越えるシュルレアリスム」展に古賀春江、岡本太郎と並んで日本のシュルレアリスム作家として参加、紹介される。
13日 1月 2019
バレンタイン・ユゴー(1887年-1968年)はフランスの画家、イラストレーター、舞台装飾家。 彼女はブローニュ=シュル=メールのプロのピアニスト、バレンタイン・グロスの娘として生まれ、パリで死去。 バレンタインは1907年にパリの美術学校で絵を学び、1919年にヴィクトル・ユゴーのひ孫であるフランス人画家ジャン・ユゴー(1894年-1984年)と結婚。 彼女はジャンとともに「エッフェル塔の花嫁花婿」(1921年)のバレエ・デザインのコラボレーションを行ったり、1926年にはジャン・コクトーによる「ロミオとジュリエット」のための24枚の木版画を制作している。のちにジャン・ユゴーとは離婚するが、ユゴーの姓を名乗り続けた。

13日 3月 2018
アイリーン・エイガー(1899年12月1日-1991年11月17日)はイギリスの画家、写真家、コラージュ作家、オブジェ作家。ロンドン・シュルレアリスム・グループの代表的なメンバー。 エイガーは、ブエノスアイレスで、スコットランド人の父とアメリカ人の母とのあいだに生まれた。1911年にエイガーの一家はロンドンに移る。 エイガーはヒースフィード大学卒業後、1919年にバイアム・ショー美術学校に入学し、本格的に絵を描き始める。1924年にブルック・グリーンにいる美術家のレオン・アンダーウッドのもとで学び、1925年から1926年まで、ロンドンのスレード美術学校に通った。また1928年から1930年までパリで美術を学ぶ。