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【展覧会】香港人は変幻自在展2020「友よ、水になれ」
作品解説 · 28日 12月 2020
「香港人は変幻自在展2020『友よ、水になれ』」は、2020年12月16日から20日まで東京・目黒区美術館区民ギャラリーで開催された展覧会。 香港政府の覇権や理不尽な法律と政策に対して行われた2019〜2020年の抗議運動の際に使われたさまざまな道具、ポスター、スローガンやデモ隊の写真が一堂に展示された。アジア、または世界に先駆けたプロテスト・アートに特化した展覧会でもある。 展覧会名の「水になれ」とは、香港のアクション俳優李小龍(ブルースリー)の名言で、水のように自在に動き、ときに破壊的な力を持って政府機関に対処するという意味である。同時に、今回の民主化運動に参加している香港人の中心思想となっている。 香港政府の覇権に対抗し、民主を求める運動の中、香港人は「Be Water, my friend.」で自分たちに柔軟性を忘れないようにと言い続けている。
26日 4月 2020
2015年4月4日から、アメリカ・ニューヨークにある新進気鋭にて最も有名なロウブロウ系ギャラリーの1つジョナサン・リヴァイン・ギャラリーにて、上田風子、山本タカト、草井裕子、平林貴宏らギャラリー小暮らの作家に焦点を当てたグループ展「Gallery Kogure Japanese Human Sensors」が開催される。 ジョナサン・リヴァイン・ギャラリーは、カリフォルニアや西海岸に比べるとマーケットが弱いアートワールドの中心ニューヨークで、果敢にロウブロウ・アートを普及させることに尽力している男気のあるギャラリーとして知られる。 ギャラリストのジョナサン・レヴァインが扱うアーティストで注目を集めたのはマーク・ライデン、シャグ、ジェフ・ソト、ゲイリー・ベイスマンと言ったロウブロウアート系の作家だ。

09日 9月 2019
「かろうじて合法」は2006年にカリフォルニア州ロサンゼルスにある産業倉庫で開催されたバンクシーの個展。2006年9月16日の週末に無料ショーが開催された。 37歳のインド象「Tai」が展示物の1つとして設置され、象の身体に周囲の部屋の壁紙にあわせて絵柄が描かれた。 展示では多くの人が無視している貧困などの重要な問題に目を向けることを意図しており、「問題があっても、誰もその問題について触れようとしない」という英語の慣用句「Elephant in the room」のメタファーとして、象を設置した。
02日 1月 2018
アート・バーゼル香港2018は、2018年3月29日から31日の3日間にわたって香港の香港コンベンション&エキシ ビションセンター(HKCEC)で開催される近現代美術の展示即売会。 2018年に開催されるアート・バーゼル香港では、世界32ヵ国から248のギャラリーが参加。地域密着性をより強くし、アジア・太平洋地域で活動しているギャラリーが半数を占める。来場者に対して地域の多様性を深く掘り下げた鑑賞できるよう心がけている。

06日 5月 2017
Bjorkの回顧展「Bjork」は、2015年3月8日から6月7日までアメリカ・ニューヨーク近代美術館(MOMA)で開催されたアイスランド出身のミュージシャンのBjorkの回顧展。 音楽だけでなく視覚美術としても優れた才能を発揮したBjorkに焦点を当てた展覧会で、20年以上におよぶBjorkのこれまでの活動を8枚のアルバムと、映像、ビジュアルワーク、楽器、オブジェクト、衣装などから振り返ることになった。 これまでBjorkのヴィジュアルワークを担当したスパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガム、アンドリュー・トーマス・ホワンなどの映像作家に対する評価機運が高まる内容ともなった。キュレーターはMOMAチーフ・キュレーターのクラウス・バイセンバッチ。