カテゴリ:頽廃芸術



芸術運動 · 21日 11月 2017
退廃芸術とはドイツのナチス政権が近代美術に対して名付けた造語である。 国内における非ドイツ的、ユダヤ系、共産主義的な芸術は禁止され、退廃芸術家に指定された人たちの活動は制限された。制限を受けたものは芸術家だけでなく、美術学校で教鞭をとるものや画商など近代美術関係者全体に及んだ。 1937年にはミュンヘンで、ナチス政権企画のもと『退廃芸術展』というタイトルで展覧会が開催。押収された近代美術が一斉に展示され、各作品を嘲るテキストラベルが付けられた。モダニズムへの批判を一般大衆に煽るよう設計された展示構成になっており、その後、ドイツの各都市やオーストリアで巡回展示が行われた。