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【NFTアート解説】パク「オープンエディション性を推進したNFTアーティスト」

パク / Pak

オープン・エディションを推進したNFTアーティスト


Pak Mass banner
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概要


生年月日 不明
本名 不明、(旧名:Murat Pak)
ムーブメント NFTアート
職業 デジタルアーティスト
活動期間 1990年代なかばから現在

パク(Pak)は、デザイン、コーディング・デジタルアート、モーションデザインの分野で20年以上活動してきた匿名のデザイナー、テクノロジスト、プログラマー、デジタルクリエイター。以前はMuratPakという名称だった。

 

2021年12月に9180万ドルの売上を記録したNFTアート『Merge』で、生存中のアーティストによる最も高額な芸術作品のランキングに入り、また、最も高額なNFTアートのトップとなった

 

パクは、Twitter、Instagram、Telegram、Facebookなどのソーシャルメディアプラットフォームで共有する画像をウェブ上で収集するAI「Archillect」を開発したことで知られている。

 

匿名性はパクの芸術活動の重要な構成要素である。アーティストによれば、これまではアーティストの物理的特性やアイデンティティが重要だったが、匿名性は作品自体やコンセプトへと価値の焦点を移すものであるという。

 

パクの作品は、クリーンなモノクローム、幾何学的な構造、AIによる画像生成を用いたスタイルが特徴である。

 

作品において、パクは価値、所有権、芸術といった概念に挑戦し、疑問を投げかけることでも知られ、しばしばコレクターに異なるシナリオの選択を迫っている。

 

パクは、NFTの販売を数で制限するのではなく、特定の時間(通常は2〜15分)で、無制限の量のNFTを購入できる 「オープン・エディション」というコンセプトを提案した。その後、オープンエディションはNFTのリリースの標準的なドロップモデルとなった。

 

パクの作品は、サザビーズ、スーパーレア、ニフティ・ゲートウェイ、メイカーズプレイス、アシンク・アートなどのプラットフォームで販売されている。

山田Note

・生存中のアーティストで最も高額なNFTアーティストの一人。

・匿名性がパクの重要な構成要素。

・オープン・エディションを提案した。


■参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/Pak_(creator)、2021年12月16日アクセス