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【オークション】ロッカクアヤコ「無題」木版画作品が200万円以上で落札【価格】

ロッカクアヤコ「無題」木版画作品が200万円以上で落札

前回のダンボール版画160万を大幅に上回る


2021年3月6日、ヤフオクでロッカクアヤコの木版画作品「無題」が2,015,000円で落札された。

 

本作品に詳細な説明はないが、おそらく2020年11月に制作され、2021年1月にギャラリー・ターゲットで抽選販売された木版画作品『無題』(エディション120)で、「魔法の手 ロッカクアヤコ作品展」にて展示された作品の版画だと思われる。元値は385,000円(税込、送料別途)額なし。

 

商品説明画像にはギャラリー・ターゲットからの当選メールや納品書の写真が添付されているので、真作の可能性は高い。

 

ロッカクアヤコ作品は、12月に抽選で販売されたロッカクアヤコ サイン入りポスターが定価11,000円から200,000円前後で転売されている。

 

また、昨年12月には66枚限定+サイン入りのダンボール版画作品が1,600,000円で落札されたが、その版画作品を大きく上回る値段で落札された。

 

なお、今年1月末に開催されたSBIオークションでは、2012年のリトグラフ作品「無題」(ED75)が3,220,000円で落札、2017年のシルクスクリーン作品「早生まれ行進曲」(ED66)が2,127,500円で落札されている。今回の木版画作品は「早生まれ行進曲」(ED66)と同程度の価格で取引された。このヤフオクの結果は次のSBIオークションの価格にも影響を与えるだろう。

 

現在、奈良美智の2014年木版画(ED25)が約4,000,000円で取引されているが、おそらく今年中には奈良美智を追い抜くことは間違いないだろう。

 

今後まだまだ作品の値段は上がる注目のオークション作家である。ヤフオク、またロッカクアヤコをプッシュしているSBIオークションや美術手帖の動向にも注目していきたい。