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【美術解説】長井朋子「ドールハウス・アート」

長井朋子 / Tomoko Nagai

ドールハウス・アート


概要


生年月日 1982年
国籍 日本
表現媒体 絵画、インスタレーション
関連サイト

長井朋子公式ブログ

Artsy(プロフィール、作品販売)

長井朋子(1982年愛知県生まれ)は日本の画家。2006年に愛知県立芸術大学を卒業したあと、おもに小山登美夫ギャラリーで個展を開催している。現在、愛知県豊橋市を拠点に制作活動を行う。海外では、ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展の「Future Pass – From Asia to the World」や、ソウル、グルノーブル、ベルリンでのグループ展に参加。

 

長井朋子の作品は、繰り返し描かれる少女的なモチーフや、かわいらしい動物(特に猫と熊が多い)で構成された高密度のパステルカラーの空間が特徴。具象と抽象、平面性と立体性が入り乱れる。少女らしい長井独特の装飾的フレームも人気が高い。

 

最近はインスタレーション表現も得意としており、彼女が作る空間は、現実的な空間と非現実的な空間の両方の世界を同時表現する。たとえば、本物の椅子のとなりに絵の観葉植物が置かれたり、壁には架空の窓やカーテンが設置され、架空の景色が描かれる。本物の机の上に絵の鏡や絵の花瓶が設置される。子どものころに楽しんだドールハウス箱庭を等身大レベルにまで拡張したような世界が空間となる。

 

また、世界中にファンを多く持ち、彼女の作品は高橋コレクション(日本)をはじめ、オルブリヒト・コレクション(ドイツ)、ザブラドウィッチ・コレクション(イギリス)、ジャピゴッツィコレクション(スイス/アメリカ)などに収蔵されている。