カテゴリ:ジェームズ・ホイッスラー



作品解説 · 14日 7月 2022
【作品解説】ジェームズ・ホイッスラー「薔薇と銀:磁器の国から来たお姫様」
《薔薇と銀:磁器の国から来たお姫様》は、画家ジェームズ・ホイッスラーが1863年から1865年にかけて制作した絵画。現在、ワシントンD.C.のフリーア美術館にある「孔雀の間」の暖炉の上に飾られている。 絨毯や屏風、大きな花瓶など、アジアの美術品に囲まれ、西洋風に着物をきこなしたヨーロッパ人女性が立っている様子が描かれている。 彼女は手扇を持ち、「切なげに」前を見ている。全体は印象派的な手法で描かれている。 絵画の額縁には、絵と同様のモチーフで、連なる円と無数の長方形の装飾が施されている。
08日 8月 2018
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー(1834年7月11日-1903年7月17日)はアメリカの画家。南北戦争後から世界恐慌までのアメリカ金ぴか時代時代に活動し、また特にイギリスを基盤に活動していた。 彼は絵画内の感動性や道徳的なほのめかしといった要素を嫌っており、「芸術家のための芸術」を信条としていた。 ホイッスラーの絵に付けられるサインは、突き刺すような長い尾を持った蝶の形をしていた。これは、日本の家紋や花押から着想を得たものと考えられている。 ホイッスラーの芸術は緻密さや繊細さが特徴であるが、その一方で彼の公的な性格はけんか好きな人物だった。ホイッスラーは絵画と音楽を並行的に見ており、作品の多くに「アレンジ」「ハーモニー」「夜想曲」といった音楽に関する言葉を入れ、全体的なハーモニーを大事にしていた。 代表的な作品は1871年の《灰色と黒のアレンジメント No.1》で、描かれているのはホイッスラーの母であり、またホイッスラーは母親の肖像画を誇りにしていた。 ホイッスラーは芸術業界だけでなく、同時代の文化や理論、ほかの芸術家たちまで広く影響を与え