【美術解説】ニック・ウォーカー「山高帽の紳士キャラで人気のストリート・アーティスト」

ニック・ウォーカー / Nick Walker

山高帽の紳士キャラで人気のストリート・アーティスト


※1:『ヴァンダル』ブリストル、ネルソン・ストリート
※1:『ヴァンダル』ブリストル、ネルソン・ストリート

概要


※2:ニック・ウォーカーと山高帽の紳士「ヴァンダル」
※2:ニック・ウォーカーと山高帽の紳士「ヴァンダル」

ニック・ウォーカー(1969年生まれ)はイギリス、ブリストル出身のグラフィティ・アーティスト。山高帽を被った紳士のキャラクター「ヴァンダル」の作者として知られている

 

ウォーカーは1980年代から始まったロバート・デル・ナジャを中心としたステンシル・グラフィティ運動の一躍を担った芸術家で、またバンクシーに影響を与えた人物の1人として評価されている。

 

1999年にはスタンリー・キューブリック作品『アイズ ワイド シャット』の撮影のために、ニューヨークのグラフィティが描かれたストリートを再現している。

 

ほかに、彼の作品はヒップホップグループのブラック・アイド・ピーズに影響を与えている。

 

2006年にウォーカーのスプレー・ペインティング作品『モナ・リザ』は、ロンドンのオークションハウスのボナマスで、予想外の5万4000ポンドで売買された。

 

2008年にロンドンのブラック・ラット・ギャラリーでの個展では作品が75万ポンドで売買され、また、何十人もの人たちが作品を鑑賞するためのギャラリーの外で一晩を過ごしたという。

 

ウォーカーは2011年にブリストルのグラフィティ・アートのイベント「See No Evil」に参加し、ネルソン・ストリートにある高層建築物の壁に、おそらくイベントで最も印象的な作品『ヴァンダル』を描いた。この作品は現在も残っている。

※1:『モナ・リザ』ノルウェー、スタンヴァゲル
※1:『モナ・リザ』ノルウェー、スタンヴァゲル
※1:『I Love NY』ニューヨーク
※1:『I Love NY』ニューヨーク