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【作品解説】バンクシー「黒い影の肖像と燃え落ちるアメリカ国旗」

黒い影の肖像と燃え落ちるアメリカ国旗

「ブラック・ライブズ・マター」運動は白人の問題だ


バンクシー「黒い影の肖像と燃え落ちるアメリカ国旗」
バンクシー「黒い影の肖像と燃え落ちるアメリカ国旗」

概要


本作品は2020年6月6日に、バンクシーのインスタグラムのアカウントに投稿された作品。

 

2020年にアメリカで発生したジョージ・フロイド殺害事件と警察の残虐行為に触発され発生した抗議デモ「ブラック・ライブズ・マター」運動に対するオマージュ作品

 

黒い影の額装された肖像画の側にメモリアルキャンドルの火で燃え落ちようとしているアメリカ国旗が描かれている。

 

世界中の人々がミネアポリスでのジョージ・フロイド氏の死に抗議して行動を起こす中、抗議者たちが2分間の黙祷を行い、6月4日の木曜日にはイギリスのブリストルでも抗議者たちが2分間の黙祷を行った。

 

また、世界中のストリート・アーティストがフロイドに感動的な賛辞を送り、追悼するアートワークがインターネット上にアップロードで流行している時期に投稿されていた。

 

投稿された記事には以下のようなメッセージも添付されている。

 

「最初は黙ってこの問題について黒人の話を聞くべきだと思った。でも、なぜそんなことをする必要あるだろうか? それは彼らの問題ではなく、私の問題なんだ。有色人種は制度のせいで生活がうまくいっていない。白人の制度だ。

 

それは、壊れたパイプが下の階に住んでいる人たちのアパートの部屋に浸水しているようなものだ。欠陥のあるシステムが下の階の住人たちの生活を悲惨なものにしているが、それを直すのは下の階の住人の仕事ではない。

 

彼らには修復は無理だ、誰も上の階の部屋には入れてくれない。これは白人の問題だ。白人が解決しなければ、誰かが上の階に来て、ドアを蹴り込むことになるだろう」

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