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【作品解説】バンクシー「白黒英国旗柄の防刃チョッキ」

白黒英国旗柄の防刃チョッキ

イギリスの黒人問題に焦点を当てた舞台衣装


概要


『白黒英国旗柄の防弾チョッキ』はバンクシーがデザインした白黒カラーのユニオンジャック柄防刃チョッキ。

 

2019年6月28日、イギリスで開催されたロック・フェスティバル「グラストンベリー」で、49年の歴史で初めて黒人のトリを務めたストームジーがステージで着用して話題になった。

 

バンクシーは「カスタムメイドした防刃ベストを作って、誰がこれを着ることができるのかと思ったんだ。グラストンベリーでストームジーがいい」とInstagramに投稿している。

 

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. I made a customised stab-proof vest and thought - who could possibly wear this? Stormzy at Glastonbury.

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公演後、ストームジーは「昨夜は、地球上で最も偉大で最も象徴的な現役アーティスト、唯一無二のバンクシーがカスタムメイドされた防刃ベストを着て、グラストンベリーのヘッドライナーを務めた」はInstagramに投稿した。

 

ストームジーは、イギリスでのナイフ犯罪の増加と刑事司法制度における人種的不平等に対する見解としてベストを着用したという。このナイフ事件と人種的不平等はストームジーが公の場でよく口にする問題であり、彼の音楽の中でも取り上げられている。

 

特にロンドン、バーミンガム、マンチェスターなどの都市で育った黒人や少数民族の若者たちは社会的不公平にさらされているという。

 

セット中、ストームジーは労働党議員の黒人男性デビッド・ラミーと司法制度に関するスピーチのクリップを再生した。ラミー議員は、偏った不均衡なイギリスの司法制度で犯罪者にされがちな黒人の若者たちの不公平の問題に取り組んでいる。

 

これについてラミー議員は、「グラストンベリーは世界最大の文化プラットフォームの一つであり、世界中の観客が見ている 」とFacebookの投稿でストームジーをフォローした。