カテゴリ:レオナルド・ダ・ヴィンチ



作品解説 · 20日 8月 2020
『ウィトルウィウス的人体図』は、レオナルド・ダ・ヴィンチが1490年頃に描いたドローイング。このドローイングは理想的な人体のプロポーションを表現しており、「プロポーションの法則」あるいは「人体の調和」と呼ばれることがある。 円と四角にきっちり内接した2人の男性の裸体が重ねられた状態が描かれている。2人の手足の位置は異なる。 正方形と円形は、古代ローマの建築家ヴィトルヴィウスの『建築家論』の第三書内の説明文に由来している。 ヴェネツィアのアカデミア美術館が所蔵しているが常設展示はされていない。最近では、フランスとイタリアの協定の一環として、2019年10月24日から2020年2月24日まで、ルーヴル美術館のダ・ヴィンチ作品展で展示された。

画家 · 20日 7月 2020
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日-1519年5月2日)は、ルネサンス期イタリアの博学者。 彼が関心を持っていた分野は発明、絵画、彫刻、建築、科学、音楽、数学、工学、文学、解剖学、地質学、天文学、植物学、筆記学、歴史学、地図学など。 古生物学、痕跡化石、建築学などさまざまな学問のジャンルで創始者であり、美術史において最も偉大なルネサンスの芸術家の1人とみなされている。パラシュート、ヘリコプター、戦車を発明において功績があると言われることもある。 彼自身が、ルネサンス・ヒューマニズムの理想を具現化した存在である。 多くの歴史家や学者はレオナルドに対して、"万能の天才"または"ルネサンス・マン"の模範的な人物であり、人類史において最もさまざまな分野の才能を発揮した個人と見なしている。歴史家のヘレン・ガードナーによれば、彼の興味範囲とその興味対象への深い知識という点で、人類史上先例がなく、「彼の精神や性格は人間離れしており、また同時に神秘的で遠い世界の人に思える」と評している。 マルコ・ロシィは、彼の生涯や性格においては多くの憶測がなされているが、彼

マーケット · 04日 6月 2020
一般市場で最も高額で取引された絵画ランキング。 2019年現在の最も高額なのは、2017年11月15日にニューヨークのクリスティーズで競売がかけられたレオナルド・ダ・ヴィンチの《サルバトール・ムンディ》の4億5000万ドル。一般市場で流通している作品において史上最高額となる4億5000万ドルで落札された。 続いて、2015年11月にデヴィッド・ゲフィンからケネス・C・グリフィンに個人間取引されたウィレム・デ・クーニングの『インターチェンジ』の3億ドル。ケネス・C・グリフィンは『ナンバー17A』も2億ドルでデヴィッド・ゲフィンから購入している。

作品解説 · 29日 5月 2020
レオナルド・ダ・ヴィンチの代表的な作品についての解説です。《モナ・リザ》や《最後の晩餐》などについて。

作品解説 · 18日 4月 2020
《聖アンナと聖母子》は1502年から16年にかけてレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された油彩作品。10年以上かけて制作されたもので、丁寧なスフマート技法が使われている。聖アンナの右足やマリアの顔は未完成になっている。 幼子と聖母マリアと、2人を慈愛の眼差しで見つめるマリアの母、聖アンナの3人が描かれている。マリアは聖アンナの膝に座っており、三角形の構図になっている。三世代が一直線に並ぶことで、3人の身体が調和を取れた三角形を形づくっている。 この絵には下敷きになったと思われるカルトン(着彩画と同寸で厚紙に描かれる下絵)が存在する。カルトンとの違いは、重心がより上に集まっていること、キリストに祝福を与えられる洗礼者ヨハネが帰依、代わりに子羊が描かれている。アンナの天を指し示す手も消えている。 フランソワ1世の庇護のもとレオナルドがアトリエにしていたフランスのクルー城でこの絵を見た、と同地を訪れた枢機卿ルイージ・ダラゴーナの秘書、アントニオ・デ・ベアティスは書いている。

作品解説 · 17日 4月 2020
《糸車の聖母》は1499年もしくはそれ以降にレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された作品。複数あり少なくとも1点、おそらく2点描いている。 レオナルドは1501年、フィレンツェで、フランス国王ルイ12世の秘書フロリモンド・ロベテからの依頼で制作したと記録されている。この点については学者の間で意見がわかれており、1507年にフランスの宮廷に届けられた可能性がある。 イギリスのリチャード・スコットが所有する「The Buccleuch Madonna」版とアメリカの個人が所有する「The Lansdowne Madonna」の2枚が存在するが、どちらもレオナルドの作品だと認識されている。 両方とも下絵には、構図(ペンティメント)に加えられた同じような実験的な変化があり、レオナルドの工房で両方とも同時に制作されたと考えられている。 紡績糸を集めるのに使われる糸巻機を見つめているキリストの子供と座っている聖母マリアが描かれている。 糸巻き機は、マリアの家庭性を象徴するものとして、またキリストが十字架につけられた十字架の伏線の役割を果たしている。この絵のダイナミッ

作品解説 · 16日 4月 2020
《リッタの聖母》は1490年にレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作されたテンペラ画。サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館に所蔵されている。 《カーネーションの聖母》のように、2つのアーチ型の開口部がある暗い屋内に人物が描かれており、部屋の向こうには上空からの山の風景が描かれている。キリストが左手に抱えているのは、将来における受難を象徴するゴシキヒワである。 作者については学者の間でも意見が分かれており、ジョヴァンニ・アントニオ・ボルトラッフィオやマルコ・ドッジョーノなどレオナルドの弟子の作品とする説もあるが、エルミタージュ美術館ではレオナルドの作品とみなしている。 絵のタイトルはミラノの貴族だったリッタ家から由来している。

作品解説 · 16日 4月 2020
《荒野の聖ヒエロニムス》は1480年にレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された未完成作品。現在、ヴァチカン美術館が所蔵している。木製パネルの上にモノクロームで下書きした状態になっている。レオナルドの死後、詳細な日付はわからないがパネルは5分割されていた。現在は元の形に復元されている。 シリア砂漠に隠遁して聖人としての生活を送っていた聖ヒエロニムスの壮年期の姿を描いたものである。

作品解説 · 15日 4月 2020
《東方三博士の礼拝》は1481年にレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された油彩作品。フィレンツェのスコペートにあるサン・ドナーとのアウグスティニア修道士から依頼を受けたものだが、翌年にミラノに旅立つことになったため未完成の状態で終わった。1670年からフィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている。

作品解説 · 15日 4月 2020
《カーネションの聖母》は1478年から1480年ころにかけてレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された油彩作品。ドイツ、ミュンヘンにあるアルテ・ピナコテーク美術館が所蔵している。 中心となるモチーフは、若い聖母マリアが赤ん坊のイエスを膝にのせて座っている姿である。マリアやイエスの顔には光が当たっているが、花やほかのすべての物体は対照的に暗い色で塗られ影のようになっている。 子どもは見上げており、母親は見下ろしているが、アイコンタクトはしていない。設定は人物の両側背景に2つの窓がある部屋である。 もともとこの絵はアンドレア・デル・ヴェロッキオにが制作したと考えられていたが、その後の美術史家たちは、レオナルドの作品であることに同意している。 聖母の髪、左手、カーテン、花はレオナルドの受胎告知の要素に似ている。

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