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【作品解説】レオナルド・ダ・ヴィンチ「ブノアの聖母」

ブノアの聖母 / Benois Madonna

ルネサンス当時最も人気のあった作品


《ブロアの聖母》1478年
《ブロアの聖母》1478年
作者 レオナルド・ダ・ヴィンチ
制作年 1478年
サイズ 49.5 cm × 33 cm
メディウム キャンバスに油彩
所蔵社 エルミタージュ美術館

《ブロアの聖母》は、1478年にレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された作品。1914年以来、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館が所蔵している。《聖母と花を持つ子ども》と呼ばれることもばる。

 

ブロアの聖母はアンドレア・デル・ヴェロッキオのもとで徒弟修業を積んでいたレオナルドが、画家として独り立ちして最初に描いた作品の可能性がある。大英博物館には本作のための予備習作が2点収蔵されているが、この習作はおそらく塗りつぶしていた。

 

予備スケッチと絵画自体は、当時レオナルドが視覚の概念に追求していたことを示唆している。子どもは母親の手によって視線を花に導かれている。

 

《ブロアの聖母》は、当時レオナルドの最も人気のある作品の1つだったことが判明している。ラファエルを含む多くの若手画家が模写している。

 

何世紀もの間、《ブロアの聖母》は消失したと考えられていたが 1909年に建築家レオン・ブノアがサンクトペテルブルクで義父のコレクションの一部として展示して騒動になった。

 

1790年代に著名な鑑識家アレクセイ・コルサコフがイタリアからロシアに持ち込んだと見なしている。コルサコフの死後、彼の息子アストラハン商人のサポジニコフに1400ルーブルで売却し、1880年に相続によってブノア家に売り渡された。

 


■参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/Benois_Madonna、2020年2月7日アクセス