「大自慰者」は、1929年にサルバドール・ダリによって制作された油彩作品。「記憶の固執」とともにダリの初期の代表作とみなされている。記憶の固執の24 cm × 33 cmに比べるとはるかに巨大な110 cm × 150 cmもある。作品は現在、スペインのマドリードにある国立ソフィア王妃芸術センターに所蔵されている。
『ダリの夢』は、サルバドール・ダリが1933年から1935年にかけて制作した絵画『古典解釈 ミレーの「晩鐘」』を元にした仮想現実体験空間。
2016年にフロリダ州セントピーターズバーグにあるサルバドール・ダリ美術館で行われている展覧会「Disney and Dalí: Architects of the Imagination(ディズニーとダリ:想像の建築)」で楽しむことができた。
鑑賞者は、3D化されたダリの仮想現実空間を360度歩きまわることができ、塔の中を歩いたり登ったりすることも可能。元の作品には存在しない宇宙象や縄跳びをする少女も登場するという。
また、ネット上でYouTubeに360度視点を変えながら見ることができるPV『ダリの夢:360°』が公開されている。プレイヤーをマウスで左右上下にドラッグすることで視点を変更することができる。2029年12月31日まで遊ぶことができる。