カテゴリ:フォーヴィスム



作品解説 · 07日 6月 2020
「金魚」は、1912年にアンリ・マティスによって制作された油彩作品。146 x 97 cm。モスクワのプーシキン美術館が所蔵している。 金魚は17世紀ごろに東アジアからヨーロッパに輸入された。1912年ごろから、金魚はマティス作品に定期的にあらわれるモチーフとなった。少なくとも9作品以上は金魚をモチーフにした作品を制作している。本作「金魚」は、ほかの作品と異なり、金魚そのものを主題とした作品である。

芸術運動 · 07日 6月 2020
フォーヴィスムは、20世紀初頭のフランスで発生した前衛運動のひとつである。 1905年、パリの第二回サロン・ドートンヌ展に出品した画家たちの作品を見た批評家のルイ・ヴォークセルが、その原色を多用した強烈な色彩、また粗々しい筆使いに驚き、「この彫像の清らかさは、乱痴気騒ぎのような純粋色のさなかにあってひとつの驚きである。野獣(フォーヴ)たちに囲まれたドナテロ!」と叫んだ。 これがフォーヴィスムの起源である。

作品解説 · 05日 6月 2020
「夢」は1932年にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。130×97cm。当時のピカソは50歳。描かれている女性は22歳の愛人マリー・テレーズ・ウォルター。1932年1月24日の午後のひとときを描いたものである。シュルレアリスムと初期のフォーヴィスムが融合した作風。 コントラストのある色彩と単純化した線を使って歪んだ描写が特徴であるが、批評家たちが繰り返し指摘しているように、ピカソの性器とテレーズの身体と融合した状態を、ダブルイメージで描いている用に思える。 また、顔が半分に割れている顔が上に向いているが、おそらく下が横向きのマリー・テレーズで上側が横向きのピカソで、キスした状態と表している。

画家 · 21日 5月 2020
ジョルジュ・ブラック(1882年5月13日-1963年8月31日)はフランスの画家、彫刻家、版画家。 1906年にフォーヴィスムに参加し前衛芸術運動に参加。その後、パブロ・ピカソとともにキュビスムの発展に貢献。 ポール・セザンヌの多視点のアイデアを基盤にしながらキュビスムを発展。ピカソが移動に要する時間の差から生じる複数の視点に関心があったのに対し、ブラックは静止したオブジェを複数の視点から見つめることに関心があった。

作品解説 · 20日 5月 2020
「黒椅子の上のヌード」は1932年3月9日にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。モデルはマリー・テレーズ。162cm×130cmの大型作品。 美術批評家のリチャード・ラケイヨは、アンリ・マティスの影響が色濃くある作品の代表作品としてよく引用しており、またピカソによれば、マティスの官能的な曲線と、喜びを表現するためのピンクの肌を強調するためにマティスの黒を借りたと話している。 MoMAキュレーターのウィリアム・ルービンは、「ぐにゃぐにゃゴムのような玩具」とこの絵を評している。またほかの批評家たちの多くは、女性の身体と植物が呼応しており、「生」を表現していると評している。

作品解説 · 20日 5月 2020
「裸体:緑葉と胸像」は、1932年にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。162cm×130cm 。愛人マリー=テレーズがモチーフで、生き生きとした青とライラック色が印象的な、テレーズシリーズの中でも最も大きな作品である。 ピカソは1927年1月に初めてマリー=テレーズと出会った。その後数年間、ピカソは親友たちや妻のオルガでさえ、全く知らなかったほど秘密裏にテレーズと愛人関係を続けていた。1931年から932年にかけて1はマリー=テレーズの絵画や彫刻のシリーズを続けるが、本作は1930年に購入したボワジュルー城のアトリエで制作された作品である。

作品解説 · 19日 5月 2020
「読書」は。1932年1月にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。65.5cm×51cm。個人蔵。ピカソの愛人でミューズのマリー・テレーズ・ウォルターがモデルとなっている。膝の上に本を置いて椅子の上で裸姿でうたた寝しているテレーズの姿の絵。 この絵は、ピカソの妻オルガ・コクラヴァが、パリで開催された回顧展でこの絵を見て、顔の特徴が自分ではないことに気づき、ピカソとの関係に亀裂が入り始めるきっかけとなった作品でもある。

作品解説 · 18日 5月 2020
「赤いハーモニー」は、1908年にアンリ・マティスによって制作された油彩作品。180cm×220cm。現在、ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵しています。 1908年から1913年にかけてのフォーヴィスムの時期において、最も完成度の高いとされているマティス作品です。別名「赤い部屋」と呼ばれることもあります。

作品解説 · 18日 5月 2020
「帽子の女」は、1905年にアンリ・マティスによって制作された油彩作品。80.65cm×59.69cm。サンフランシスコ現代美術館が所蔵しています。 1905年の第二回サロン・ドートンヌで展示するために描かれたもので、マティス周辺の画家たちが“フォーヴィスム”と呼ばれるきっかけとなったエポック作品です。 批評家のルイス・ボークセルズは、アンドレ・ドランやそのほかのメンバーたちと展示していた部屋で、その原色を多用した強烈な色彩の絵画とほかのマティスのルネッサンス風の彫刻を比較して、「この彫像の清らかさは、乱痴気騒ぎのような純粋色のさなかにあってひとつの驚きでした。

作品解説 · 09日 5月 2020
「緑の筋のあるマティス夫人の肖像」は、1905年にアンリ・マティスによって制作された油彩作品。アンリ・マティスの代表作であり、20世紀初頭の前衛ポートレイト作品の代表。40.5cm×32.5cm。現在はデンマークのコペンハーゲン美術館が所蔵しています。 また、フォーヴィスムを代表する作品の1つで、伝統に縛られない色彩の自立、画家の感情が造形よりも強烈な色彩で表現しています。 顔の真ん中に太い緑のすじが描きこまれており、顔の左右、背景の左右と上下は赤や緑を中心として黄、紫、紺などの原色の激しい筆使いで描かれています。明るい色と冷たい色を同時に強調して使うことにより、マティス自身、またはマティス夫人の内面を表現しています。

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