カテゴリ:ロシア・アヴァンギャルド



美術用語 · 25日 2月 2022
ロシア・アヴァンギャルドは、ロシア帝国・ソビエト連邦時代に東欧からロシアにかけて流行した前衛美術運動。 文学、演劇、美術、音楽、建築、映画、デザインなどの複数の領域を横断する表現形態で、シュルレアリスムとともに後世の芸術家たちに絶大な影響を与えた。...
18日 5月 2020
《赤い楔で白を穿て》は1919年にエル・リシツキーによって制作されたソ連のプロパガンダポスター。一見するとシュプレマティスムの純粋絵画に思えるが、この絵は明確にプロパガンダ・ポスターを意図して制作されている。ロシア構成主義の一例としてよく紹介される。 ロシア内戦中に敵対勢力である白人運動を貫き、撃破しているボリシェビキを象徴している。ロシアは当時内乱状態で、「赤(共産主義者)」と「白(保守者、リベラル派、ボルシェを革命に反対するほかの社会主義者)」に分かれていた。この絵は、赤いくさびが白いフォルムを打ち砕くイメージは、シンプルながらも、その意図を疑う余地のない力強いメッセージを伝えていた。

28日 4月 2020
M!DOR!(1986年横浜市生まれ)は日本のグラフィックデザイナー、コラージュアーティスト。高校時代にロシア・アヴァンギャルドに影響を受け、独自にコラージュ作品を作り始める。 文化女子大学 編集デザインコースを卒業後、5年間デザイン事務所やデザイン会社に勤務。企業広告や販売ツールのデザイン制作を通じてグラフィックデザイン技術を習得。仕事の傍らも日々コラージュを制作。 2010年よりコラージュアーティストとして活動開始し、現在に至る。 コラージュ素材の多くは1900〜40年ごろに欧米で発行された雑誌、カッターと糊のみを使用したアナログな手法で作品を制作する。MiDOR!は、作品のことを「住人」と呼ぶ。「住人」とは「感情・感覚」のことで、自分の感情や感覚をそのまま反映させている。 またロシア・ヴァンギャルドの影響やグラフィックデザイン技術があることから、ほかのコラージュアーティストよりも、作品におけるデザイン性や幾何学的抽象性が高い。