カテゴリ:シュルレアリスム



作品解説 · 27日 12月 2021
【作品解説】パブロ・ピカソ「裸体、緑葉と胸」
「裸体:緑葉と胸像」は、1932年にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。162cm×130cm 。愛人マリー=テレーズがモチーフで、生き生きとした青とライラック色が印象的な、テレーズシリーズの中でも最も大きな作品である。 ピカソは1927年1月に初めてマリー=テレーズと出会った。その後数年間、ピカソは親友たちや妻のオルガでさえ、全く知らなかったほど秘密裏にテレーズと愛人関係を続けていた。1931年から932年にかけて1はマリー=テレーズの絵画や彫刻のシリーズを続けるが、本作は1930年に購入したボワジュルー城のアトリエで制作された作品である。
アーティスト一覧 · 24日 12月 2021
【美術解説】ウォルフガング・パーレーン「芸術雑誌『DYN』の編集者」
ヴォルフガング・ロバート・パーレン(1905年7月22日-1959年9月24日、メキシコ・タスコ)は、オーストリア系メキシコ人の画家、彫刻家、美術理論家。 1934年から1935年まで「抽象-クレアション」グループのメンバーとして活動し、1935年にシュルレアリスム運動参加。1942年までその主要メンバーの一人として活動した。 メキシコに亡命中に、ブルトン主導のシュルレアリスム理論に対抗する芸術雑誌『DYN』を創刊し、編集者および芸術哲学者としての才能を発揮する。 シュルレアリスムにおけるラディカルな主観主義とフロイト・マルクス主義に対する批判的態度を、偶然性の芸術哲学としてまとめ、ブルトンもパーレンの批判を認めた。 1951年から1954年にかけて、パリ滞在中に再びシュルレアリスムグループに参加。
アーティスト一覧 · 19日 12月 2021
【美術解説】オスカル・ドミンゲス「デカルコマニーの発明者」
オスカル・M・ドミンゲス(1906年1月7日-1957年1月1日)はスペインの画家。シュルレアリスト。 ドミンゲスは、美術史において1936年にシュルレアリスムのオートマティスム技法の1つであるデカルコマニーを発明、普及させたことで評価されている。 デカルコマニーとは、紙などの表面(ガラスが使われたこともある)に薄く広げたガッシュを、キャンバスなどの別の表面に押し付け、獣、人物、岩の多い風景を連想させる奇妙な形を作った。
作品解説 · 18日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「ロプロプがロプロプを紹介する」
『ロプロプ』またはより正式には『鳥の父なる支配者ロプロプ』は、マックス・エルンストの作品で現れる鳥のようなキャラクター。 エルンストは鳥に魅了され続け、作品内でしばしばユーモラスな効果を出すように描かれる。
作品解説 · 18日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「カプリコン」
《カプリコン(山羊座)》は、1948年〜75年にかけてマックス・エルンストが制作した彫刻シリーズ。マックス・エルンストの彫刻作品の集大成であり、アリゾナ州セドナ時代からの何度か作られている偉大な記念碑的な彫刻シリーズ。
作品解説 · 18日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢」
『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』は、1930年に出版されたマックス・エルンストの2冊目のコラージュ・シュルレアリスム小説。 ヴィクトリア朝のペニー小説や科学・自然に関する一般書から切り取ったイメージを素材にしてコラージュされたもので、マリーは、初聖体拝領の際にレイプの被害に遭い処女を喪失し、カルメル会の修道女になることを決意した思春期の少女の物語を描いている。
アーティスト一覧 · 18日 12月 2021
【美術解説】マックス・エルンスト「コラージュ技法で知られるシュルレアリスト」
マックス・エルンスト(1891年4月2日-1976年4月1日)はドイツの画家、彫刻家、グラフィックアーティスト、詩人。ダダおよびシュルレアリスム・ムーブメントの開拓者。ケルン・ダダの創始者。 正規の美術教育を受けていないが、1921年にコラージュ作品を発表して大きな影響を与える。コラージュの代表作は『百頭女』や『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』といった物語とコラージュを融合させたコラージュ・ロマンシリーズ。 シュルレアリスム時代には「自動記述」の最初の実験をおこなっている。ほかに、鉛筆による擦過で物体の輪郭を浮かび上がらせる技法であるフロッタージュや、絵具をキャンバスに擦りつけて下に置かれた物体の痕跡を明らかにする類似の技法であるグラッタージュを考案した。 第二次世界大戦中は、戦火を避けてニューヨークに亡命し、アンドレ・マッソン、フェルナン・レジェ、ピエト・モンドリアンらとともにのちのアメリカ美術に多大な影響を与えた。 画家、彫刻家、詩人として、生涯にわたりシュルレアリスムの深さと多様性を体現。理論家として論文も多数書いて評価を高めた。
作品解説 · 17日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「慈善週間」
『慈善週間(Une semaine de bonté)』は、1934年に出版されたマックス・エルンストのコラージュ小説、アーティストブック。 ヴィクトリア朝時代の百科事典や小説の挿絵を切り抜いてコラージュしたもので、古典的な夢とエロティックな空想の182枚の作品で構成されている。 応接室とベッドの部屋では、男爵はライオンの頭を手に持ち、パーラーの床は水に変わり、ある人は水面を歩くことができ、ある人は溺れる。 エルンストの最初期のコミック『繰り返し』と『不滅の不幸』は、作家がパリに移住した年の1922年の作品である。これらは詩人ポール・エリュアールとの共同作業で制作された。 エルンストはその後、コミックを題材にした絵画を数多く制作し、さらにコミックブックも制作した。 『アンセムデボンテ』以前の重要な作品は『百頭女』(1929年)と『カルメル修道会連結ろう押した少女の夢』(1930年)である。
作品解説 · 17日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「都市の全景」
《都市の全景》は、1934年にマックス・エルンストが制作した油彩作品。マックス・エルンストの「都市の全景」シリーズのひとつ。崩壊しつつある都市に高圧的な態度でリング状の月が忍び寄る。 この作品は1934年に制作されたもので、エルスントの母国ドイツの政権を奪取したナチスに対する悲観的な感情が反映されたものである。 作品下半分の蛇の鱗のようなものは、廃墟となった都市を木材やさまざまなテクスチャを使ったグラッタージュ技法によって表現している。 なお1935−36年版「都市の全景」では、リング状の月は満月となり、廃墟となった都市の前景に花が咲いている。
作品解説 · 17日 12月 2021
【作品解説】マックス・エルンスト「森」
《森》は1927年にマックス・エルンストによって制作された作品。「森」シリーズは1927年から1928年にかけて、80作品以上制作されている。エルンストが最も好んでいたテーマである。 前面の不可解でグロテスクな柵のようなものは森である。森のイメージはエルンストが子ども時代に過ごした家の近くのドイツの森であり、「魔法」や「恐怖」を象徴するものである。森の絵は、絵の具をキャンバス上から凹凸に浮かび上げるグラッタージュという方法が使われている。森で使われている絵の具の色はグリーン、レッド、オレンジ、イエローである。 森の後ろに見える青空の部分は伝統的な画筆で描かれている。円状の帯は月、もしくは太陽を表しており、森の前と後ろの両方に位置しているような錯視的効果がある。

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