【美術解説】キャロリー・シュニーマン「ヌードパフォーマンスの先駆者」

キャロリー・シュニーマン / Carolee Schneemann

ヌードパフォーマンスの先駆者


※1:ヌードパフォーマンス中のシュニーマン
※1:ヌードパフォーマンス中のシュニーマン

概要


生年月日 1939年10月12日
死没月日 2019年3月6日
国籍 アメリカ
表現媒体 絵画、パフォーマンス
ムーブメント ネオダダ、フルクサス、フェミニズム、ハプニング
関連サイト http://www.caroleeschneemann.com/

キャロリー・シュニーマン(1939年10月12日〜)はアメリカの美術家。ボディ・パフォーマンス・アーティスト。性やジェンダーを主題とした表現を行う。バード大学卒業後、イリノイ大学で美術博士号を取得。

 

シュニーマンの作品はおもに社会体との関係における個々の身体、タブー、視覚的な伝承を探求することを特徴としている。自分の月経の血を身体に付着させたり、生きている蛇を裸体に這わせるなどの過激なパフォーマンスで有名になった。フェミニズムを踏まえたパフォーマンス・アートの先駆けといえる。彼女と同じ系統にマリーナ・アブラモヴィッチミロ・モアレがいる。

 

ロサンゼルス現代美術館やニューヨーク近代美術館、ロンドン国立映画劇場などで彼女の作品を鑑賞できる。美術史においてシャニューマンは、フルクサス、ネオダダ、パフォーマンスアート、ビート・ジェネレーション、ハプニング、フェミニズムの文脈に位置づけられている。

 

2019年3月6日死去。