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【作品解説】バンクシー「クリスマスおめでとう」

クリスマスおめでとう / Season's Greetings

粉じんをプレゼントされる少年


ポートタルボットの鉄工所近くのガレージに描かれた作品。dezeenより。
ポートタルボットの鉄工所近くのガレージに描かれた作品。dezeenより。

概要


作者 バンクシー
制作年 2018年12月
場所 イギリス、ポートタルボット

《クリスマスおめでとう》は2018年12月にバンクシーによって制作されたストリート・アート。イギリス、ポートタルボットにある鉄工所労働者のガレージの2つの壁に描かれた作品で、地元の製鉄所から噴出される粉じんに対する抗議を示唆した内容となっている。

 

2018年12月末、バンクシーはインスタグラムに作品の紹介映像をアップロード。子ども向けクリスマスソング「リトル・スノーフレイク」の音楽にあわせて、両腕を広げて、口を大きく開けて、空から降ってくる雪を食べようと少年の絵が映し出される。

 

カメラは正面の壁の角をまたいで横面へ移動すると、そこには産業用ゴミ箱と燃え上がる火が描かれているというもの。少年が食べようとしているものは雪ではなく粉じんだった。

 

映像公開後、バンクシーファンの多くが現地に足を運んだ。アラベボン町のプライム・カウド議員のナイジェル・トーマス・ハントはこの作品がバンクシーのものであるという噂のため町が騒然となったと話している。

 

絵が描かれたガレージ所有者のイアン・ルイスは、作品が誰かに破壊されることが心配で眠れなくなったと不満をもらしている。作品を保護するため保護柵や保護ケースが設置されたものの、酔っぱらいから幾度か攻撃を受け、作品を保護するための警備員の増員が提案されることもあった。

 

2019年5月、作品は取り外され町のTy'r Orsafビルディング内のギャラリーに移転されることになった。

 

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. . . . Season’s greetings . . .

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