美術用語

【ルネサンス】コジモ・デ・メディチ「ルネサンス芸術最大のパトロン」
美術用語 · 01日 1月 2022
コジモ・ディ・ジョバンニ・デ・メディチ(1389年9月27日 - 1464年8月1日)は、イタリアの銀行家、政治家、パトロン。 イタリア・ルネサンス期のフィレンツェの有力支配者としてのメディチ家の地位を確立させた人物。 60万ゴールドフローリン以上(約5億ドル)を芸術と文化に費やしており、その中には古代以来初めて自立した裸の男性彫刻であるドナテルロの《ダヴィデ》像も含まれている。

【美術解説】デジタルアート
美術用語 · 20日 12月 2021
デジタル・アートは、広義的にはデジタル技術を創作やプレゼンテーションのプロセスの一部として導入している芸術作品、または行為のこと。 美術史において1960年代以降、デジタル技術がもちいられたアートは、コンピュータ・アートやマルチメディア・アートなど、さまざまな名称が使われてきたが、デジタル・アートとはそうしたものの総称である。 非代替トークン技術を使用したNFTアートもデジタル・アートという大きな傘の下に置かれている。なお、デジタル・アートの上位層にあたるのがニューメディア・アートである。

【美術解説】新表現主義「1970年代後半に発展した表現主義運動」
美術用語 · 13日 12月 2021
ストリート・アートは公共的な場所で制作された視覚芸術で、伝統的な美術館やギャラリーなどの会場の外で展示された非認可の公共芸術作品のこと。「グラフィティ(落書き、いたずら書き)」と同じ扱いとみなされている。 しかし、これらの芸術様式は芸術業界において、「独立公共芸術」や「ネオ・グラフィティ」、「ポスト・グラフィティ」と呼ばれ、アーバンアートやゲリラ芸術と密接に関連しているとみなされるようになっている。 ストリート・アートで使用される一般的な芸術様式やメディウムは、スプレーペイント、落書き、ステンシル、違法ビラ、ステッカーアート、ストリート・インスタレーション、彫刻である。 21世紀に入り、これらの表現形式のほかにライブ・パフォーマンスとそれをスマホやウェブサービスで配信する動画を利用したストリート・アートや、ヤーン・ボーミングと呼ばれる毛糸で覆われた彫刻も増えている。

【美術解説】ポップ・アート「大衆文化のイメージを利用した芸術」
美術用語 · 03日 8月 2021
ポップ・アートは、1950年代半ばのイギリスと1950年代後半のアメリカで発生した前衛芸術運動である。 広告や漫画、大量生産されたありふれた物など大衆文化のイメージを絵画に取り入れて、伝統的なアートに対抗した。その目的は、多くの場合、(貴族主義やエリート主義ではない)漫画や広告などの大衆文化のイメージを芸術に利用することで、あらゆる文化の平凡でキッチュな要素を皮肉的に強調することにあった。 アンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープ缶」のラベルのように、商品のラベルやロゴはポップ・アーティストが選ぶイメージの中でも重要な位置を占めている。

【美術解説】幻想絵画「シュルレアリスティックな写実主義絵画」
美術用語 · 21日 2月 2021
幻想絵画(幻想芸術)は、その名前の通り、幻想的なモチーフが描かれた芸術である。「幻想」は英語では「ファンタスティック」と呼び、1950年代にウィーン幻想派(ファンタスティック・リアリズム)という芸術ムーブメントが発生したのをきっかけに、世界的に「幻想絵画」が広まるようになる。 1960年から61年にかけて、クロード・ロワ、マルセル・ブリヨン、ルネ・ド・ソリエは同じく『幻想美術』という著書を出版し、幻想文学もまた広く読まれた。 1971年にツヴェタン・トドロフは「ファンタスティックとは、自然の法則しか知らないものが、超自然的様相をもった出来事に直面して感じるためらいのことである」(『幻想文学序説』)と幻想文学上で定義しているが、同じ「ファンタスティック」という言葉が使われている以上、美術、絵画にもほぼ通用する定義である。 要するに、私たちがふだん慣れ親しんでいるような現実世界のただなかに、超自然的なもの、異常なもの、説明のつかないものが侵入してくるとき、私たちは「ファンタスティック」を体験するのだという意味である。 巖谷國士によれば「幻想絵画」の定義はこれで完

【芸術様式】社会主義リアリズム「社会主義国で採用された理想化された写実主義」
美術用語 · 25日 11月 2020
社会主義リアリズムは、ソビエト連邦で発展した理想化された写実的な芸術。1932年から1988年までの間、ソビエト連邦および第二次世界大戦後の他の社会主義国でこの芸術様式が採用されていた。 社会主義リアリズムは、何よりもまず、プロレタリアートの解放などの共産主義的価値観の誇張された描写が特徴である。 リアリズムという名称が付いているが、19世紀の写実主義や社会的関心事をリアルに描く現実描写と決して混同してはいけない。「リアリズム」という名称にもかかわらず、この芸術様式で描かれる人物は、非常に理想化されていることが多く、特に彫刻においては古典彫刻の技法に重きを置いていることが多い。 社会主義リアリズムは、1920年代初頭の発展から、1960年代後半から1991年のソビエト連邦の崩壊に至るまで、ソビエト連邦で公式に認められた芸術の主要な形態だった。

【美術解説】フロリダ・サルバドール・ダリ美術館「アメリカで最大のダリコレクション」
美術用語 · 07日 6月 2018
サルバドール・ダリ美術館はアメリカのフロリダ州セントピーターズバーグにあるサルバドール・ダリ専用の美術館です。 ヨーロッパ圏外では最もたくさんのダリ作品をコレクションしています。2012年にはアメリカ建築協会が推奨する「フロリダ建築:100年.100スポット」にも指定されました。 美術館が所蔵しているダリ作品は、96の絵画作品、100以上の水彩絵画とドローイング、そのほかグラフィック、写真、彫刻、超現実オブジェなど、かなり広範囲にわたります。

美術用語 · 07日 6月 2018
諸橋近代美術館は福島県にある近代美術館。実業家の諸橋廷蔵(1934−2003年)が、約20年にわたり収集した美術品作品を所蔵・展示公開している。サルバドール・ダリ作品の収集が中心で約400点を所蔵。スペインのダリ劇場美術館、アメリカのダリ美術館に並ぶほどの規模で、特に彫刻作品において優れた作品を多数収集している。また、ダリ以外にもルノワール、マチス、ピカソ、シャガール等19、20世紀巨匠20数人の作品を収蔵している。2015年よりYouTubeでの配信「諸橋近代美術館チャンネル」も積極的に行っている美術館でもある。 URL:http://dali.jp/ YouTube:https://www.youtube.com/user/MorohashiMuseum/videos

【美術解説】イギリス・「ダリ・ユニバース」
美術用語 · 01日 6月 2018
ダリ・ユニバースはイギリスのロンドン、サウス・バンクにあったサルバドール・ダリ作品の半常設展である。展示そのものは2010年に終了している。ダリ・ユニバースは2000年にカントリーホール内にあった3000㎡のギャラリー敷地で展示された。 絵画中心のほかのダリ美術館と異なり、ダリ・ユニバースは1935年から1984年にかけて制作されたダリの彫刻作品が中心。ほかにもグラフィック・アート、コラージュ作品、金を使った作品、ガラス作品、超現実オブジェ、さらにダリが影響を受けた家具など約500点の作品が展示されていた。 唯一あった絵画はアルフレッド・ヒッチコックによる映画『白い恐怖』のために制作された巨大な油絵のみだった。