カテゴリ:キュビスム



【芸術運動】キュビスム「20世紀初頭の最も影響力のある芸術運動」
美術用語 · 28日 2月 2026
芸術史において、画期的な運動の1つとされるキュビスム。この運動は、20世紀初頭のフランスで誕生し、ピカソやブラック、グリスらを中心に発展していきました。キュビスムの特徴は、対象物を幾何学的な形状に分解して再構築し、多角的な視点から描くことにあります。これにより、単純化された形態や、空間の奥行きを表現する新しい手法が生み出されました。また、この運動は抽象画の先駆けとも言われ、後世のアートシーンに大きな影響を与えました。この記事では、キュビスムについて詳しく解説し、その歴史や芸術性に迫ります。芸術愛好家の方から初心者の方まで、幅広い方々に楽しんでいただける内容となっていますので、ぜひご覧ください。
【美術解説】アルベール・グレーズ「キュビスム創設者の一人」
アーティスト一覧 · 29日 1月 2026
アルベール・グレーズ(1881年12月8日-1953年6月23日)は、フランスの画家、理論家、哲学者。自称キュビズムの創設者。グレーズは、ジャン・メッツァンジェとともに1912年にキュビスムの理論書『キュビスムについて』を著し、セクションドールのメンバーとして活動する。エコール・ド・パリシーンの形成にも影響を与えている。 オランダの前衛運動デ・ステイルのメンバーとしても活動しており、彼の理論書の多くはフランスよりも隣国のドイツで評価を高め、のちのバウハウスの創設に、グレーズの理論は多大な影響を与えている。 グレーズは1915年から1918年にかけて、ニューヨークに移住して4年の重要な年月を過ごしている。この時期にアメリカの近代美術の創設にも重要な役割を演じ、ニューヨークを基盤にして活動していたアメリカの芸術家連盟「独立芸術家協会」の会員としても活躍した。 1920年代半ばから1930年代にかけて、彼のエネルギーの多くは、絵画制作よりも著作活動に多く注がれる。1923年『絵画と法律』、1932年『塑性意識に向けて 形と歴史』、1937年『ホモセントリズム』などが代表的な著作物である

【美術解説】ギヨーム・アポリネール「20世紀初頭の前衛芸術の方向性を決めた詩人」
アーティスト一覧 · 28日 1月 2026
ギヨーム・アポリネール(1880年8月26日-1918年11月9日)はフランスの詩人、劇作家、短編作家、小説家、美術批評家。 アポリネールは20性初頭の最も重要な詩人の一人であり、また20世紀初頭の最も重要な前衛美術の批評家とみなされている。彼は熱心なキュビスムやシュルレアリスムの擁護者だった。 美術用語をたくさん作ったことでも知られる。1911年に"キュビズム”という言葉を作り、キュビズム運動を先導する。1917年には作曲家のエリック・サティの作品を描写する言葉として"シュルレアリスム"という言葉を作った。ほかに1912年にオルフィスムという言葉も作っている。
【美術解説】マリー・ローランサン「日本で最も人気の高い女性前衛芸術家」
アーティスト一覧 · 28日 1月 2026
マリー・ローランサン(1883年10月31日-1956年7月8日9はフランスの画家。セクション・ドールやピカソ、ブラックと関わりのあるキュビストとしてパリ前衛芸術シーンの重要な画家として評価されている。 ソニア・ドローネーやマリー・ボロビーフ、フランシスカ・クラウゼンと並んで女性キュビストの一人として知られる。初期作風は、特にジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソが大きな影響を受けている。 パステル調のカラーや曲線的な形態の女性的な芸術の追求をしていくうちに、キュビスムの作風に合わなくなりグループから脱退。その後は、独特な抽象絵画をともなった女性ポートレイトや女性グループの注文絵画を描き、エコール・ド・パリの女流画家として活躍。死ぬまでフェミニンをテーマにした作品制作を探求した。 いわさきちひろの絵と似ているが、いわさきの画家活動の原点が彼女である。

【美術解説】ジャン・メッツァンジェ「セクションドール」
アーティスト一覧 · 18日 1月 2026
ジャン・ドミニク・アントニー・メッツァンジェ(1883年7月24日-1956年11月3日)はフランスの画家、理論家、作家、批評家、詩人。 アルベール・グレーズとともにキュビスム理論体系の創設と発展に貢献。1900年から1904年の初期作品は、ジョージ・スーラやアンリ・エドモンド・グロスの新印象派からの影響が大きかったが、1904年から1907年にかけてメッツァンジェは分割主義やフォービズム、ポール・セザンヌの要素を取り入れ、初期キュビスムを先導した。 1908年からメッツァンジェは面で形態を表現する実験をはじめ、そのスタイルはすぐにキュビスムとして知られるようになった。キュビスムにおけるメッツァンジェは、影響力のある芸術家であり、同時にキュビスムの主要な理論家でもあった。1910年に出版されたメッツァンジェの著書『Note sur la Peinture』で初めて、異なる複数の視点から対象物の周囲を動くように描いていく考えを発表。
【美術解説】フェルナン・レジェ「抽象絵画からポップアートへ」
アーティスト一覧 · 18日 1月 2026
ジョセフ・フェルナン・アンリ・レジェ(1881年2月4日-1955年8月17日)はフランスの画家、彫刻家、映像作家。初期作品はキュビスムから派生した個人的な形態の強い作風で、円筒形や円錐形をよく使用していた。 画家としてはピカソ、ブラックより、ドローネーやル・フォーコニエといった第二世代のキュビストに近く、1911年には彼らとともにセクション・ドール(黄金分割)に参加し、展覧会に参加する。 第一次世界大戦に従軍した際に、大戦中に見た大砲などの兵器の機能的美に影響され、以後のレジェの作品には、人物とともに機械をモチーフとした作品が目立つようになる。 戦後は、徐々にポピュラーな作風に切り替えていき、レジェの現代的な主題を大胆で単純化した絵画は、ポップ・アートの先駆者としてみなられるようになった。

【作品解説】マルセル・デュシャン「階段を降りる裸体 No.2」
作品解説 · 16日 1月 2026
「階段を降りる裸体No.2」は、1912年にマルセル・デュシャンによって制作された油彩作品。147 cm × 89.2 cm。現在、フィラデルフィア美術館内のルイス&ウォルター・アレンズバーグコレクションに所蔵されている。 本作はパブロ・ピカソの「アヴィニョンの娘たち」と並んで、最も近代美術を代表する作品の1つと広くみなされている。
【作品解説】マルセル・デュシャン「処女から花嫁への移行」
作品解説 · 16日 1月 2026
「処女から花嫁への移行」は、1912年にマルセル・デュシャンによって制作された油彩作品。「階段を降りる裸体 No.1」と「花嫁」の間の時期に描かれた作品で、ミュンヘンに2ヶ月間滞在していた時期に描かれた作品群「処女 No.1」「処女 No.2」「処女から花嫁への移行」「花嫁」「飛行機」の1つに当たる。 本作では、それまでデュシャンが基盤としていたキュビスムや運動の変化を表現する線が消え、それまでと違った視点を取り入れようとしている。その違った視点とは、この後の「大ガラス」をはじめ、デュシャンの作品に頻繁に現れ始める機械的要素である。肉体を機械のオブジェとしてとらえはじめた移行期の作品である。

【作品解説】マルセル・デュシャン「裸体、汽車の中の悲しげな青年」
作品解説 · 16日 1月 2026
《裸体、汽車上の 悲しげな青年》は、1911年から1912年にかけてマルセル・デュシャンによって制作された油彩作品。 デュシャンのセルフ・ポートレイト作品であり、1912年に発表した《階段を降りる裸体 No.2》の試験的作品。キャンバスの裏には「裸のマルセル・デュシャン(スケッチ)」と記されており、試験作だったことが分かる。 当時のデュシャンはキュビスムに関心を抱いており、落ち着いた色調、平面体で構成されたフラットな画面、抽象的な構図が強調されている。さらに《階段を降りる裸体.No2》で導入されたモーションピクチャーのような線も見られる。
【作品解説】マルセル・デュシャン「花嫁」
作品解説 · 15日 1月 2026
「花嫁」は1912年にマルセル・デュシャンによって制作された油彩作品。ミュンヘンに2ヶ月間滞在していた時期に描かれた作品群「処女 No.1」「処女 No.2」「処女から花嫁への移行」「花嫁」「飛行機」の1つに当たる。 「花嫁」では、これまでのように「ヌード、汽車の中の悲しげな青年」や「階段を降りる裸体 No.2」のような運動の変化を表示する線は表れない。「花嫁」では代わりに機械的要素と内臓的フォルムで描かれ、複雑に組み立てられたアンドロイドのようである。つまり、デュシャンは「花嫁」を機械に置き換えた。

さらに表示する