ブログカテゴリ:ニューヨーク近代美術館



作品解説 · 24日 2月 2019
「恋人たち」は、1928年にルネ・マグリットによって制作された油彩作品。男女が口づけを交わしているが、二人の頭は布で覆われている不思議な絵。 「恋人たち」という主題は、西洋美術史では伝統的なものであり、この手垢のついた表現をマグリットは顔を隠し、不穏な感じにすることによって、見る者を幸せそうであるというより、むしろ不安にさせ、動揺させようとした。 布で覆われた顔のモチーフは「恋人たち」だけでなく、マグリット作品において頻繁に現れます。この理由としては2つある。

作品解説 · 16日 4月 2018
「記憶の固執」は1931年にサルバドール・ダリによって制作された油彩作品。ダリ初期の作品であり、ダリの代表作。「記憶の固執」は「柔らかい時計」や「溶ける時計」と呼ばれることもある。現在はニューヨークにあるニューヨーク近代美術館に収蔵されている。 初めて展示されたのは1932年。場所はニューヨークのシュルレアリスム専門の画廊ジュリアン・レヴィ・ギャラリーである。1934年に匿名の人物によりジュリアン・レヴィ・ギャラリー経由でニューヨーク現代美術館に寄贈された。公式サイトに解説もあるので英語が得意な人は参考にしよう。

作品解説 · 16日 4月 2018
「光の帝国」は、1953年から1954年にかけてルネ・マグリットによって制作された油彩作品。マグリット後期の作品で、代表作品の1つ。「光の帝国」はシリーズもので複数存在しているが、本作はベルギー王立美術館に所蔵されている作品である。タイトルは詩人のポール・ノーグの詩からとられている。 基本的な構造は、下半分が夜の通りや湖で、上半分が昼の青空という矛盾した要素が同居したものとなっている。マグリットはこの作品について以下のコメントをしている。

作品解説 · 06日 4月 2018
「星月夜」は、1889年6月にヴィンセント・ヴァン・ゴッホによって制作された後期印象派の油彩作品。73.7cm×92.1cm。 月と星でいっぱいの夜空と画面の4分3を覆っている大きな渦巻きが表現主義風に描かれている。ゴッホの最も優れた作品の1つとして評価されており、また世界で最もよく知られている西洋美術絵画の1つである。 「星月夜」は、サン=レミのサン=ポール療養院にゴッホが入院しているときに、部屋の東向きの窓から見える日の出前の村の風景を描いたものである。「今朝、太陽が昇る前に私は長い間、窓から非常に大きなモーニングスター以外は何もない近郷を見た。」と、ゴッホは弟のテオに手紙を綴り、「星月夜」の制作背景を説明している。

作品解説 · 05日 8月 2017
「旗」は1954から55年にかけてジャスパー・ジョーンズによって制作されたエンカウスティーク油彩作品。米軍の兵役を終えて2年後、ジョーンズが24歳のときに制作したもの。 1954年作の旗は、アメリカン・ドリームに触発されたジョーンズ作品の最初期の作品とみなされており、最もよく一般的に知られているジョーンズの作品でもある。 彼はよく大衆文化かのオブジェクトやイメージを利用していたこともあり、ネオ・ダダやポップ・アートの代表的な作品として美術史では位置づけられている。

作品解説 · 07日 5月 2017
「指差す人」は、1947年にアルベルト・ジャコメッティによって制作された青銅彫刻作品。近代彫刻において最も重要な作品の1つと見なされている。 「指差す人」は6体鋳造されており、4体はニューヨーク近代美術、テート・モダン、デモイン・アートセンターといった美術館が所蔵している。ほかの2体は、財団、個人がそれぞれ所蔵している。 2015年5月11日ニューヨーク・クリスティーズのオークションで1億4100万ドルの値を付け、市場に流通する彫刻で最も高額な作品の1つと見なされている。クリスティーズは本作を「ジャコメッティの最もイコン的であり喚情的な作品」「希少なマスターピース」と説明した。

イベント · 06日 5月 2017
Bjorkの回顧展「Bjork」は、2015年3月8日から6月7日までアメリカ・ニューヨーク近代美術館(MOMA)で開催されたアイスランド出身のミュージシャンのBjorkの回顧展。 音楽だけでなく視覚美術としても優れた才能を発揮したBjorkに焦点を当てた展覧会で、20年以上におよぶBjorkのこれまでの活動を8枚のアルバムと、映像、ビジュアルワーク、楽器、オブジェクト、衣装などから振り返ることになった。 これまでBjorkのヴィジュアルワークを担当したスパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガム、アンドリュー・トーマス・ホワンなどの映像作家に対する評価機運が高まる内容ともなった。キュレーターはMOMAチーフ・キュレーターのクラウス・バイセンバッチ。

作品解説 · 03日 2月 2017
「誕生日」は、1915年にマルク・シャガールによって制作された油彩作品。80.5×99.5cm。ニューヨーク近代美術館が所蔵している。 描かれている男性はシャガール本人、女性は1908年にサンクトペテルブルグで会ったシャガールの最愛の妻ベラ・ローゼンフェルドである。この作品はベラと結婚する数週間前に制作されている。

作品解説 · 01日 2月 2017
《3つの停止原理》は1913にマルセル・デュシャンによって制作されたオブジェ作品。紺で塗られた3つのキャンバスそれぞれにひも、3枚のガラス板、3本曲線定規。《大ガラス》の上部、花嫁の一部。...

作品解説 · 30日 1月 2017
「アヴィニョンの娘たち」は、1907年にパブロ・ピカソによって制作された大型の油彩作品。243.9 cm × 233.7 cm。ニューヨーク近代美術館が所蔵している。バルセロナのアヴィニョ通りに存在した売春宿にいた5人の売春婦のヌード画である。 5人の人物は、これまでの伝統的な人物造形からすると、当惑させられるような女性造形でまったく美しくない。女性たちは少し威嚇するように、また身体は角ばっており、関節が外れたような身体で描かれている。 画面左側の3人の女性たちは、ピカソの故郷スペインの古代イベリア彫刻の影響のもとで顔が描かれている。右側2人の女性の顔は、アフリカ部族のマスクとなっているが、ピカソによれば「プリミティブ芸術は、野蛮であっても驚嘆せざるを得ない説得力とパワーがある」という。

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