カテゴリ:プロテスト・アート



【作品解説】ロバート・E・リー記念碑の改ざん「最も影響力のあるアメリカのプロテスト・アート」
ストリート・アート · 11日 9月 2021
『ロバート・E・リー像の破壊』は、2020年6月、ミネアポリスで発生したBLM運動が全米に拡大していく中で起こったプロテスト・アート。バージニア州リッチモンド中心地に設置されているリー将軍像が奴隷制の象徴として落書きなどの攻撃を受けた芸術。 1890年以来、高さ61フィートの巨大な馬術像がバージニア州リッチモンドにそびえ立っている。これは、最初の南軍南部連合の旧首都に建立された記念碑で、リッチモンド市の歴史的なモニュメントアベニューに残っている唯一の南軍の彫像である。 BLM運動が発生するまでは、たまに来る観光客以外にほとんど人が集まることはない寂れた場所だった。 しかし、ジョージ・フロイドに対する警察の残虐行為や人種差別に対する抗議が全国に広がり、多くの都市で連邦記念碑が取り壊されていく中で、この像にも注目が集まり始めた。多くの人々がここにやってきて像を引き倒そうとしたが、巨大過ぎて倒せないため、代わりに落書きされ、その外観は劇的に芸術化した。

【プロテスト・アート】ナン・ゴールディン、人為的疫病の裁判結果に抗議
現代美術家 · 11日 8月 2021
「オピオイドの過剰摂取は20年前からアメリカ人を苦しめている。この人為的な疫病によって50万人もの人々が犠牲になっているが、その起源はサックラー一家とその私企業であるパデュー・ファーマにある(ナン・ゴールディン)」 アーティストのナン・ゴールディンが主導する製薬会社パデュー・ファーマ社に対する抗議活動で、活動家たちは、今週、ニューヨーク州ホワイトプレーンズの米国破産裁判所の外に段ボール製の墓石を設置した。 これは、オピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン」とそのメーカーであるパデュー・ファーマ社の破産裁判で提案された和解案に対して異議を申し立てたプロテスト・アートである。

【美術解説】シュルレアリスムと共産主義
芸術運動 · 23日 7月 2021
ブラック・ライブズ・マターやプロテスト・アート、政治メッセージの強いバンクシーなどのストリート・アートが現代美術の主流になりつつある。 このような現代の美術傾向に対して根拠もなく「政治と芸術は区別すべき」と批判する人は多い。しかし、歴史を振り返ると芸術運動と政治運動は密接に連動している。

【作品解説】平和の像(慰安婦像)「日本軍に性的奴隷にされた慰安婦の象徴」
04日 5月 2021
平和の像(韓国語: 평화의 소녀상)は、韓国語の発音で「少女の像」、または「慰安婦像」と呼ばれる彫刻。 第二次世界大戦で起きた満州事変から太平洋戦争集結までの間に、日本軍に性的奴隷にされた慰安婦の象徴。 平和の像は、日本政府に対して謝罪と反省を求めることを目的として建造されたモニュメント(記念碑)である。 「日本の軍事的性奴隷制に徴用された女性のための韓国人協議会」がソウルの日本大使館前に、日本帝国軍による性奴隷制の犠牲となった慰安婦の苦痛を慰めるために、記念の石を建てることを提案した。この提案は2011年12月14日に実現し、大使館前にブロンズ像が設置された。

【展覧会】香港人は変幻自在展2020「友よ、水になれ」
イベント · 28日 12月 2020
「香港人は変幻自在展2020『友よ、水になれ』」は、2020年12月16日から20日まで東京・目黒区美術館区民ギャラリーで開催された展覧会。 香港政府の覇権や理不尽な法律と政策に対して行われた2019〜2020年の抗議運動の際に使われたさまざまな道具、ポスター、スローガンやデモ隊の写真が一堂に展示された。アジア、または世界に先駆けたプロテスト・アートに特化した展覧会でもある。 展覧会名の「水になれ」とは、香港のアクション俳優李小龍(ブルースリー)の名言で、水のように自在に動き、ときに破壊的な力を持って政府機関に対処するという意味である。同時に、今回の民主化運動に参加している香港人の中心思想となっている。 香港政府の覇権に対抗し、民主を求める運動の中、香港人は「Be Water, my friend.」で自分たちに柔軟性を忘れないようにと言い続けている。

ストリート・アート · 04日 12月 2020
《ジョージ・フロイド追悼壁画》は、2020年5月28日、グレタ・マクレーンやゼナ・ゴールドマン、カデックス・ヘレラらによって制作されたストリート・アート。東38丁目&シカゴ・アベニューの角にあるコンビニエンスストア「カップフーズ」の壁に描かれている。 この場所は、ジョージ・フロイドがミネアポリスの警察官の膝で押さえつけられ死亡した殺害現場の近くである。 ジョージ・フロイドの肖像と彼の名前が描かれており、名前の中には抗議者が描かれている。また、背景には警察の横暴で亡くなった他のアフリカ系アメリカ人の名前が入った大きなひまわりが描かれている。イメージ下部にはジョージ・フロイドの言葉「I can't breathe」を癒やす目的で「I CAN BREATHE NOW」と書き換えられている。

17日 11月 2020
『アッティカ合衆国』は1971年から1972年にかけてニューヨークの芸術家で活動家のフェイス・リングゴールドが制作したプロテスト・アート。 アメリカ全土が4分割され、黒人民族主義者のマーカス・ガーベイの汎アフリカ国旗で使われている緑、赤、黒の3色カラーリングで構成されている。また、ライフルのスコープを通した眺めと十字架を重ねあわせている。 地図には、1880年代のオレゴン州での反中国暴動、約4000人のチェロキー族インディアンを虐殺したオクラホマ州のトレイル・オブ・ティアーズ、ミシシッピ州のエメット・ティルのリンチ事件、1968年のテネシー州でのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア暗殺事件、カリフォルニア州、ミシガン州、テキサス州での暴動など、アメリカ全土で起きたリンチ、レイプ、戦争、先住民の虐殺、その他の暴力の残忍なエピソードとその日付と詳細が記入されている。

ストリート・アート · 11日 11月 2020
「沈黙=死」は1987年に制作されたプロテスト・アート。アヴラム・フィンケルシュタイン、ブライアン・ハワード、オリバー・ジョンストン、チャールズ・クロフ、クリス・リオーネ、ホルヘ・ソカラスの6人による共同作品である。1980年初頭にはメディアが無視していたエイズの危機を告発した。