カテゴリ:モーリ・ド・ブラマンク



【芸術運動】フォービスム「内的感情や感覚を色彩を中心に表現」
美術用語 · 07日 6月 2020
フォーヴィスムは、20世紀初頭のフランスで発生した前衛運動のひとつである。 1905年、パリの第二回サロン・ドートンヌ展に出品した画家たちの作品を見た批評家のルイ・ヴォークセルが、その原色を多用した強烈な色彩、また粗々しい筆使いに驚き、「この彫像の清らかさは、乱痴気騒ぎのような純粋色のさなかにあってひとつの驚きである。野獣(フォーヴ)たちに囲まれたドナテロ!」と叫んだ。 これがフォーヴィスムの起源である。
05日 2月 2017
モーリス・ド・ブラマンク(1876年4月4日-1958年10月11日)はフランスの画家。 アンドレ・ドランやアンリ・マティスらとともにフォーヴィスム運動を率いた重要な画家の一人。後期印象派、特にゴッホの影響が色濃く見られる画風が特徴。1905年に開催され、フォーヴィスム運動のきっかけにもなった展示サロン・ドートンヌにも作品を展示している。 なお、1900年にアンドレ・ドランに会うまでは完全に独学の画家だった。ほかに文章を書くのが得意で、多くの自伝を書き残している。