カテゴリ:彫刻



【美術解説】ミケランジェロ「ダ・ヴィンチと並ぶ盛期ルネサンスの天才芸術家」
アーティスト一覧 · 04日 2月 2023
ミケランジェロ・ディ・ロドヴィコ・ブオナロティ・シモーニ(1475年3月6日-1564年2月18日)は、盛期ルネサンス時代のフィレンツェ共和国で生まれ、後の西洋美術の発展に比類のない影響力を発揮したイタリアで最も有名な彫刻家、画家、建築家、詩人。 一般的に「ミケランジェロ」という名称で知られている。彼の芸術的多彩さと技術的高さは、当時ライバルだったレオナルド・ダ・ヴィンチにともに比較され、典型的な「ルネサンス・マン」の称号の与えられるほど評価が高かった。 代表作は30歳前に制作した「ピエタ」と「ダビデ」の2つの彫刻作品。また、ダ・ヴィンチと異なり絵画にはあまり関心を示さなかったが、ローマのシスティナ礼拝堂の天井に描いた《システィーナ礼拝堂天井画》と祭壇の壁に描いた《最後の審判》は、西洋美術史上最も影響力のあるフレスコ画として評価されている。
【美術解説】アルベルト・ジャコメッティ「20世紀モダニズム彫刻の代表、実存主義の不安」
アーティスト一覧 · 03日 2月 2023
アルベルト・ジャコメッティは、20世紀を代表する彫刻家として知られています。特に戦後のフランスの彫刻界において最も高い評価を得ています。本記事では、アルベルト・ジャコメッティの生涯や作品を解説し、彼の芸術様式を紹介します。彼の作品からは、人間の状態についての哲学的な疑問、実存論的、現象学的な議論が抽出されます。彼の作品は、極力余分なものをすべてそぎ落とし、本質に迫ろうとする、独特な人間像を模索するものです。さあ、本記事を読み進めて、アルベルト・ジャコメッティの芸術世界に触れてみましょう。

【作品解説】パブロ・ピカソ「シカゴ・ピカソ」
作品解説 · 27日 12月 2021
「シカゴ・ピカソ」は、アメリカ・イリノイ州のシカゴ市に設置されているパブロ・ピカソによる無題の記念碑彫刻の通称。1967年8月15日に、シカゴ市随一の市民センターであるリチャード・J・デイリーセンターに設定された。高さは15.2メートルあり重さは147トン。キュビスム様式の彫刻は最初当初シカゴのダウンタウンのパブリックアートの予定だったが、シカゴ市のランドマークとなった。 彫刻の上部はジャングルジムのような構造になっているのが特徴。下部は滑り台のようになっており、デイリー・プラザの訪問者は、よく彫刻の下部の部分に登って滑り落りている。 彫刻プロジェクトは1963年にリチャード・J・デイリーセンターから依頼で始まった。デイリープラザの設計者ウイリアムハートマンが、ピカソに断れるのを覚悟で公共芸術も作成を依頼したところピカソは喜んで引き受けたという。なおリチャード・J・デイリー・センターの名称は1955年から1976年までの21年間シカゴ市長を務めた、リチャード・J・デイリーに因んで命名されている。
【作品解説】パプロ・ピカソ「女性の胸像」
作品解説 · 27日 12月 2021
《女性の胸像(マリー・テレーズ)》は1931年にパブロ・ピカソが制作した彫刻作品。当時のピカソの愛人マリー・テレーズ・ウォルターを表現している。2016年にアメリカの画商ラリー・ガゴシアンとカタール王室の間で所有権問題を起こした作品として知られている。 サルバドール・ダリのダブルイメージのような表現が使われており、鼻の部分がピカソのペニスになっており、ウォルターの額の上にもたれかかっている。 1年前にピカソが作っていた彫刻作品に《女性の頭部》があるが、一見すると題名の通り女性の頭部で、マリー・テレーズを表現しているが、同時に全体、および顔の各パーツピカソの性器となっている。鼻の部分が陰茎で目の部分が睾丸なのである。男性器と女性の身体を同一視した表現はほかに、ピカソの勃起したペニスとテレーズの身体と融合した状態を、ダブルイメージで描いている《夢》がある。

【作品解説】マックス・エルンスト「カプリコン」
作品解説 · 18日 12月 2021
《カプリコン(山羊座)》は、1948年〜75年にかけてマックス・エルンストが制作した彫刻シリーズ。マックス・エルンストの彫刻作品の集大成であり、アリゾナ州セドナ時代からの何度か作られている偉大な記念碑的な彫刻シリーズ。
【作品解説】ミケランジェロ「ピエタ」像
作品解説 · 16日 7月 2020
『ピエタ』像は、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に収蔵されているミケランジェロによる彫刻作品。ミケランジェロのサイン入りの唯一の作品である。 この作品は、複数あるミケランジェロによる同主題「ピエタ」シリーズの最初の作品で、磔刑の後、母マリアの膝の上で抱かれたイエスの遺体を描いた有名な作品である。 『ピエタ』はローマに駐在していたフランスの枢機卿ジャン・デ・ビルヘールからの依頼で制作された。 カッラーラ産の大理石で作られたこの彫刻は、枢機卿の葬儀の記念碑のために作られたが、18世紀に現在の場所、バジリカの入り口北側の第一礼拝堂に移された。 ミケランジェロによるピエタ像の作風は、これまでのイタリアの彫刻でにはないもので、ルネサンスの理想とする古典美と自然主義のバランスをとった重要な作品として評価されている。

10日 7月 2020
ピーター・ブリューゲル・エルダー、通称「ブリューゲル」(1525-1530〜1569年9月9日)は、オランダ・フラマン・ルネサンス絵画の最も重要な画家、版画家。 中世ヨーロッパの風景画や農民の情景(風俗画)を描いたことで知られており、大規模な絵画において両方のタイプの主題に焦点を当てた先駆者である。 ブリューゲルは宗教的な主題が絵画の主題として当たり前でなくなった時代に最初に育った世代の一人として、また、革新的な主題の選択で注目を集め、オランダの黄金時代の絵画、そしてその後の絵画全般に影響を与えた。
【作品解説】ミケランジェロ「ダビデ像」
作品解説 · 08日 7月 2020
《ダビデ》像は、イタリアの芸術家ミケランジェロが1501年から1504年の間に大理石で制作されたルネッサンス彫刻の傑作。 ダヴィデ像は5.17メートル(17.0フィート)の大理石像で、フィレンツェの芸術で好まれていたの主題のひとつである。 ダヴィデ像はもともと、フィレンツェ大聖堂の東端の屋根に沿って設置される一連の預言者像の一つとして制作依頼されていたが、最終的にはフィレンツェの市民政府の所在地であるヴェッキオ宮殿の外、シニョーリア広場の公共の広場に設置されることにななった。1504年9月8日に除幕された。 この像は1873年にフィレンツェのアカデミア美術館に移され、のちにレプリカ作品が元の場所に設置された。

18日 5月 2020
《なりたての未亡人》は1920年にマルセル・デュシャンによって制作されたオブジェ作品。フランス窓のミニチュアで、ペンキ塗りの木枠に8枚の黒い革がはめられている。デュシャンの扉・窓系作品の代表的なもの。ニューヨーク近代美術館が所蔵している。 ミニチュア自体はニューヨークの指物師へ発注して作ったもので、デュシャン自身がした作業は、仕上げとして窓ガラスを黒革のパネルに取替えただけである。デュシャンによれば「毎日磨いてもらいたい」という気持ちで、ガラスを黒革に取り替えたという。
30日 4月 2020
加藤泉(1969年生まれ)は日本の画家、彫刻家。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。学生時代にプリミティブ・アートやアール・ブリュットの影響を受ける。 不穏な顔をした子供、手足の発達した胎児、不明確な形をした体に閉じ込められた幽体。加藤泉が描き出す生き物たちは、謎に包まれている。欧米で発達抽象絵画とプリミティブ・アートを折衷したような作風が特徴である。 加藤の制作の源泉には子どものころから慣れ親しんだ八百万の神々や妖怪の姿があるという。原始的な芸術を想起させる表情は、トーテムや、アニミズムの信仰を想起させる。理性よりも直感に頼らない原始的で普遍的な人間性を体現した不思議な存在たちは、見る者を自己認識へと誘う。

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