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【作品解説】アンディ・ウォーホル「銀色の車の衝突」

銀色の車の衝突(二重災害) / Silver Car Crash (Double Disaster)

死と災害シリーズ


アンディ・ウォーホル《シルバーカーの衝突(二重災害)》,1962年
アンディ・ウォーホル《シルバーカーの衝突(二重災害)》,1962年

概要

作者 アンディ・ウォーホル
制作年 1962年 
サイズ 2.4 × 4 m
メディウム セリグラフ
所蔵者 個人蔵

《銀色の車の衝突(二重災害)》は、1963年にアンディ・ウォーホルが制作したセリグラフ作品。「死と災害」シリーズの一部である。

 

「死と災害」シリーズは、自動車事故、電気椅子、自殺、飛行機墜落事故などの描いた新聞や警察の報道写真を利用した作品である。

 

本作品は、銀色の車が事故でぐちゃぐちゃになった車体を描いている。

 

ウォーホルが1963年に35歳で制作した4点しかないダブルパネルの自動車事故の絵の一つで、個人が所有している最後のセリグラフである。他の3点は美術館に所蔵されており、この作品はギュンスター・ザックス、チャールズ・サーチ、トマス・アマンなどの著名な個人コレクターに所有されていたものである。

 

大きさは8×13フィート(2.4×4.0m)で、左側のパネルには自動車事故の写真15枚が、右側は銀色のパネルが配されている。銀色のパネルは映画的な死の暗喩と言われる。過去に一度だけ公の場に展示された。

 

2013年11月、ニューヨークのオークションで1億500万ドルで落札され、当時のウォーホル作品では最高値を記録した。この価格は2007年にクリスティーズで落札された、同じく1963年に描かれた、より小さな一枚絵の 《緑の車の衝突 (緑の炎上した車1)》 の7170万ドルを上回った。


■参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/Silver_Car_Crash_(Double_Disaster)、2022年5月14日アクセス