ブログカテゴリ:エドヴァルド・ムンク



作品解説 · 17日 5月 2017
「灰」は、1894年にエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。ムンクは1885年から数年間、人妻ミリー・タウロウとの禁じられた恋愛に陥り、苦しい思いをしていた時期があった。この絵画に描かれている女性はミリー・タウロウに非常によく似ているので、おそらくそのときに苦しみを描いたものだろう。彼女の背景には鬱蒼とした木々が描かれているが、ムンクと彼女は2人はそこで会っていたといわれる。

作品解説 · 17日 5月 2017
「憂鬱」は、1891年にエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。1891年から1893年にかけてさまざまなバージョンの「憂鬱」シリーズを描いているが、どれも海岸線を背景にして頭に手を置いた憂鬱そうな男が描かれている。 モデルはムンクの友人でクルチャニア・ボヘミアンのメンバーだったジャッペ・ニルセンである。1891年、ニルセンは、クリスチャン・クローグの妻で、ニルソンより10歳上のオーダ・クローグと不倫関係になったといわれる。ムンクは、この不倫関係を自身の過去における不倫関係を反映する形で描いている。憂鬱は波打つ海岸線と左へ伸びていく揺らいだ曇り空などで表現されている。 「憂鬱」は1891年にオスロの「オータム・エキシビジョン」で展示された。美術家で記者のクリスチャン・クローングによればノルウェー人画家による最初の象徴主義作品だという。

作品解説 · 17日 5月 2017
「橋の上の少女たち」は、1901年にエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。「橋の上の少女たち」のシリーズは、19世紀の終わりから晩年にいたるまで、数多くの異なる絵画や版画バージョンが制作されており、ムンクが生涯関心を持っていた主題の1つである。「叫び」と並んでムンク作品の中でも非常に人気が高いシリーズとみなされている。 詩的なタイトルではあるものの、オースゴールストランの実際の風景をそのままタイトルに付けたものである。この場所は、夏のバカンスにムンクが利用していたオースゴールストランのフィヨルドの風景とそこにあった橋である。おそらく「叫び」の逆方向の風景で、ムンクは港の方向に背を向けて描いている。

作品解説 · 17日 4月 2017
「病気の子ども」は、1885年から1886年にかけてエドヴァンド・ムンクによって制作された油彩作品。同じタイトルが付けられた6つの絵画とたくさんのリトグラフ、ドライポイント、エッチングが存在し、これらは1885年から1926年にかけて制作されている。すべて14歳で結核で亡くなったムンクの姉ヨハンナ・ソフィー(1862年-1877年)の死ぬ前の様子を描いたものである。 画面左側に病床の赤髪の女性がソフィーである。隣にいるうつむいている黒髪の女性は、当時のムンク兄妹の育て親だった叔母のカレンだと思われる(母はすでに亡くなっており叔母が面倒をみていた)。

作品解説 · 17日 4月 2017
「愛と痛み」は1895年にエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。一般的に「吸血鬼」と呼ばれることがあるが、ムンクが付けたタイトルではない。 ムンクは1893年から95年にかけて「愛と痛み」を主題として6つの異なる作品を制作している。3作品はオスロ・ムンク美術館が所蔵し、1作品はイェーテボリ美術館が所蔵し、1作品は個人蔵で、もう1作品は行方がわからなくなっている。

作品解説 · 16日 4月 2017
《叫び(ムンクの叫び)》は、1893年にエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。91 cm × 73.5 cm。1893年の油彩版(上の写真)のほかに4つのバージョンが存在する。激しいオレンジ色の空を背景に表現主義風にデフォルメされた苦しい表情の人物が描かれている。ジャーナリストのアーサー・ルボーは「近代美術のイコン。私たちの時代の「モナリザ」だ」と評した。

作品解説 · 29日 3月 2017
「思春期」は、1894年から95年にかけてエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。「思春期」はリトグラフ版やエッチング版も存在し、どちらもムンク自身によって制作されている。151.5cm×110cm。オスロ美術館所蔵。 「思春期」はベッドの端に裸の少女が座っている状態を描いたものである。足は閉じ、手は身体の前で交差している。右手は膝の間に挿し込むように置かれ、左手は太ももの上に置かれている。顔はまっすぐで目は大きく見開いている。口は閉じており、長い髪が肩の上にぶら下がっている。画面左から光が差し込み、画面右後ろには不吉な影が描かれている。

作品解説 · 11日 3月 2017
「マドンナ」は、1892年から1895年にかけてエドヴァルド・ムンクによって制作された油彩作品。半身の裸体の女性像が描かれたもので、「叫び」同様に複数のバージョンと版画版が存在する。 オスロ・ムンク美術館が所有していたバージョンは、2004年に盗まれたが2年後に取り戻すことができた。またノルウェー国立美術館とドイツのハンブルク美術館が、別のバージョンを1点ずつ所蔵している。ほかに実業家のネルソン・ブリッツが所有しているバージョンや、1999年にスティーブン・A・コーヘンが購入したバージョンが存在する。

画家 · 11日 3月 2017
エドヴァルド・ムンク(1863年12月12日-1944年1月23日)はノルウェーの画家、版画家。代表作品は1893年に制作した「叫び」。ノルウェー国内だけでなく、フランスやドイツで活躍する。 ムンクは自身の慢性的な精神疾患、遺伝的欠陥、性的自由、宗教的理想など、人間性や死に対してして多大な関心を持っていた芸術家で、こうした主題を強烈な色彩や半抽象的なフォルムで女性のヌードやセルフポートレイト形式で表現した。 また、内面を表現するのに最も説得力のあるポーズを探求しはじめた結果、頭を両手で抱えたり、どこか演劇のステージ上に立つ役者たちのようにオーバーアクションで描かれる点がほかの作家と大きく異る。「叫び」における頬を両手に当てたポーズは、のちに映画「ホーム・アローン」などで使われており、ポップカルチャーへの影響も大きい。