【アウトサイダー・アート】ハンター・バイデンが「賄賂としての芸術」を開く

ハンター・バイデンは何を描くのか?

高価格アートの匿名性がもたらすもの



ジョー・バイデンの息子のハンター・バイデンが芸術家としてデビューしたが、キャリアのない彼の作品に5000万の価格が付けられると噂されている。この価格について、多くの芸術関係者はハンターの美術作品の価値に対して疑問を持っている。

 

さらに、疑問なのはホワイトハウスはハンターの作品の入札者や購入者を秘密にすると発表したことだ。 

 

ホワイトハウス関係者は、大統領として発生する可能性のある倫理的問題を回避するために、ハンター・バイデンの芸術作品の売買に対して秘密裏に行う交渉と契約を画商と行った。ホワイトハウスの副報道官であるアンドリュー・ベイツは、バイヤーの守秘義務により、プロセスが倫理的であることを保証すると示唆した。

 

ニューヨークの画商のジョルジュ・ベルジェスはアートの価格を設定することを計画しているが、潜在的な入札者と最終的な購入者を含むすべての情報は差し控えるようにするという。ベルジェスはによれば、絵画の価格は75,000ドルから500,000ドルの範囲になるという。

 

このことは、ハンターの作品は「賄賂としての芸術」または「制裁回避の芸術」という新しいアート・ヒストリーを開ける可能性をもたらすかもしれない。一見すると影響力のあるギャラリーが米国大統領に支援するのを防ぐためだといわれるが

外国政府が作品購入したり、ロビイストがアートを購入することでホワイトハウスから利益を得ようとする可能性があるためだ。

 

アート売買は追跡が難しいことで知られている。昨年アメリカ財務省は、高価値アートの流通市場と購入者の匿名性により、外国が経済制裁を回避し、米国経済にアクセスできるようになる可能性があると警告した。

 

バラク・オバマ前大統領とドナルド・トランプ前大統領の下で政府倫理局の局長を務めたウォルター・シャウブ氏は、2021年7月9日(金)にCNNの「ニュースルーム」で、バイデン政権が大統領の息子ハンター・バイデンの美術作品の販売に関して「賄賂としての芸術」の完璧なシステムを作りだしていると述べた。

 

シャウブは、また「政府の倫理を画商に委託している。アートはマネーロンダリングで悪名高い業界ですからね。これはとんでもないことで、非常に残念だ」と述べた。「ホワイトハウスは2つの悪い問題がある。ひとつは、誰がハンターのアートを買ったのかわからないこと。次に彼が父親の名声から利益を得ていることです。彼は匿名で売っていない」と指摘している。

 

過去10年間、マンハッタンのローワーイーストサイドにギャラリーを経営してきたマークストラウスは、専門的な美術教育を受けておらず、キャリアのない芸術家が「こんな価格で始めることはない。価格が高くなるにはその価格を保証する合理的なキャリアがなければならない」と述べた。

 

元弁護士兼ロビイストであるハンター・バイデンは、依存症や以前のビジネスに対する継続的な犯罪捜査など、多くの個人的なスキャンダラスを経験したため表舞台から離れ、最近はアートの世界に目を向けている。ハンターは、ウクライナ、中国、その他、アメリカと敵対関係のある場所でビジネスを展開しており、共和党から父親の利益相反としてしばしば非難されている。

 

ホワイトハウスのジェン・プサキ報道官は会見でハンターの芸術家デビューに関して、「慎重に検討した結果、ハンター・バイデンが合理的な保護措置のもとで職業に就くことができるシステムが確立できたことをお伝えすることができます。もちろん、大統領の子供がキャリアを追求する権利を持っているのと同じように、彼は芸術的なキャリアを追求する権利を持っていますと述べた。

 

ハンターの最初の個展とオークションは、ニューヨークのジョージ・ベルジェ・ギャラリーで10月に開催される。ギャラリーでは、油絵、アクリル画、水墨画を「バイデンの特徴となった独特の体験」と表現している。

 

ディーラーによれば、小さいものは75,000ドルで売られ、大きいものは50万ドルに達すると予想されている。